IT社長が挑む新しい地方創生!吉田基晴の奮闘記と書籍発表
2025年4月1日、株式会社四国の右下木の会社の代表取締役である吉田基晴の著書「移住で地方を元気にするIT社長が木の会社を作った理由」が小学館より発刊されます。本書では、彼が徳島で進める「移住とビジネス」の取り組みを通じて、地域資源を活かした新しい地方創生の可能性を掘り下げていきます。
自然と共に生きる地域資源の力
四国の右下、徳島県海部郡出身の吉田は、東京でIT企業を経営していましたが、次第に人手不足の問題に直面しました。そこで彼が考えたのは、徳島にオフィスを設立すること。この選択は、環境を求める優秀な人材を惹きつける結果となり、会社は驚くほどの成長を遂げました。
この成功は、吉田の地方での活動が多様な形に広がるきっかけとなりました。次々と生まれる地域活性化プロジェクトには、地域の資源を活かした「四国の右下木の会社」や、子供の通学問題を解決する「デュアルスクール」の発案も含まれています。これらの取り組みは、ただのビジネスではなく、地域社会の持続可能な発展に寄与するものです。
循環型経済への挑戦
本書では、吉田の歩みを追いながら、現代に必要な“循環型経済”の思想がどのように影響を及ぼすかを探ります。吉田は、経済活動を通じて「世の中に良いことをもたらす」という信念のもと、地方創生の新たな枠組みを構築しています。彼の挑戦は、地域経済の活性化のみならず、持続可能な社会の実現にもつながっているのです。
著者とその活動
吉田基晴は1971年、徳島県で生まれました。IT業界での経験を活かし、現在は「サイファー・テック株式会社」や「株式会社あわえ」、そして「株式会社四国の右下木の会社」の代表を務めています。また、きめ細やかな地域振興活動にも力を入れており、森林資源の有効活用を目指しています。
著書の一つである「本社は田舎に限る」は、地方でのビジネスの可能性を提示しており、映画「波乗りオフィスへようこそ」の原案となった点でも注目されています。
書籍発表イベント情報
新刊の発表を祝い、2025年4月26日(土)には「移住で地方を元気にする」書籍記念のトークショーとサイン会が行われます。会場は平惣徳島店の2Fイベントスペースで、吉田自身が登壇し、さらに阿波藍プロデューサーとして知られる永原レキさんがゲストとして参加予定です。このイベントは無料で、事前予約を優先していますが、当日参加も可能です。
地域資源活用への期待
地域の可能性を引き出している吉田の取り組みは、地方創生に一石を投じるものです。彼の挑戦は、ただ林業に留まらず、様々なビジネスモデルを生み出し、地域社会と経済を循環させる新たな仕組みを目指しています。
「移住で地方を元気にする」この本は、地域の持続可能な未来を問いかける重要な一歩となることでしょう。今後も吉田の活動から目が離せません!