江戸切子ワイングラスの魅力
2020-12-08 13:05:16
室町硝子工芸が贈る新しい江戸切子ワイングラス「SUI-REN」の魅力とは
室町硝子工芸の新作「SUI-REN」
2020年12月、室町硝子工芸が新たに発表した江戸切子のワイングラス「SUI-REN」が話題を呼んでいます。このワイングラスは、シンプルでありながらモダンなデザインが特徴で、ワインをより引き立てる美しさを兼ね備えています。特に、3種類の型とそれぞれに異なる2つのカットパターンを用意した全6種類を展開しており、そのバリエーションの豊かさが魅力です。
デザインの特徴
「SUI-REN」の最大の特徴は、その美しいカッティング技術です。ボウル部分には江戸切子の代表文様である「魚子(ななこ)文様」が施されており、見る者を魅了します。台座部分では、2種類の図柄があり、ひとつは「菊つなぎ」の伝統的な模様、もうひとつは「蜘蛛の巣」をモチーフにしたオリジナル模様「Nozomi」があり、各型それぞれに異なる魅力を持っています。これらのデザインは、江戸切子職人による手作業によって実現されており、個々に違った味わい深さが感じられます。
機能性と美しさの融合
「SUI-REN」はただの装飾品ではありません。ワイングラスとしての本来の機能を損なうことなく、ワインの色合いや香り、味を楽しむことができます。ガラス自体は無色透明で、ワインの色と華やかなカットの美しさを両立させることで、本来の楽しみ方をサポートしています。価格は税抜35,000円で、エレガントなデザインにふさわしい品質が備わっています。
職人の技
新作の開発は、消費者からの要望がきっかけでした。「ワイングラスが欲しい」という声から、江戸切子のカットを取り入れたエレガントなデザインが求められたのです。これを実現するために、専門の伝統工芸士に依頼し、特に難しいとされる形状への均一なカットを施す技術が求められました。
特に「Kikutsunagi」のカットでは、通常の工具が使えず、職人が持つ手作業の技術と忍耐が要求されます。それにより、複雑な模様が美しい仕上がりを見せることができました。
伝統と未来を繋ぐ
室町硝子工芸は、このワイングラスを通して、江戸切子の魅力を次世代へと繋げていきたいと考えています。手作りの製品を選び、使い、楽しむことは、伝統的な文化を支える一助になることでしょう。そして、この新作は、大切な人への贈り物としても相応しく、記憶に残る瞬間を演出するアイテムでもあります。
取り扱い情報
「SUI-REN」は、室町硝子工芸のオンラインショップで販売されています。店舗も白金に構えており、完全予約制で営業しています。詳細な情報は公式サイトを訪れて確認できます。
美しさと機能性を兼ね備えた「SUI-REN」。あなたもこのワイングラスで、特別なワインの時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
会社情報
- 会社名
-
株式会社室町硝子工芸
- 住所
- 東京都中央区日本橋本町3-3-6ワカ末ビル 4F
- 電話番号
-
050-3155-0485