患者コミュニケーションを革新するMediOS、累計利用回数10万回突破
Contrea株式会社が提供する患者説明動画サービス「MediOS」が、累計利用回数10万回を達成しました。この成果は、医療現場におけるデジタルコミュニケーションの重要性を示すものです。
MediOSの成長ストーリー
MediOSは、2024年12月に累計5万回の利用を記録した後、その後の6か月間で利用回数が2倍に増加しました。導入病院の増加と機能の充実が功を奏し、2025年7月には10万回を突破する運びとなりました。
導入病院の拡張
MediOSは全国の大学病院や急性期病院を中心に導入され、より多くの病院ネットワークが形成されました。この広がりが、利用回数にさらに拍車をかけるという好循環を生んでいます。
医療者と患者の双方にとってのメリット
MediOSは、単なる動画説明を提供するだけでなく、問診票や同意書、通知機能を組み合わせて導入可能です。これによって、医療機関は高い導入効果を実感し、医療者の業務負担を軽減し、患者の治療に対する理解度や安心感を向上させています。特に、医療現場では人手不足が深刻な中、限られたリソースで質の高い医療を提供する必要があります。MediOSは、医療者が患者に本質的に向き合う時間を確保できる環境の実現に寄与しています。
利用した病院のケーススタディ
- - 武田病院では、術前や検査、入院についての説明が標準化され、看護師による説明業務が平均43%短縮されました。これにより、患者のアンケートでも理解度が向上したとの声が多く寄せられています。
- - 手稲渓仁会病院では、麻酔科の術前説明を動画化し、その結果、医師の配置も削減できました。患者からは動画による説明が便利だと好評を得ています。
- - 長野赤十字病院でも、入院業務の効率化に貢献し、患者が繰り返し動画を視聴できるため、安心感が増したとの声が寄せられました。
MediOSの機能概要
MediOSは以下の4つの機能を提供しています。
- - 動画説明: ICや検査、入院説明を動画で再現し、説明時間を平均30分から15分に短縮。
- - 問診票/アナムネ: ワンクリックで電子カルテへ転記できる機能によって業務時間を短縮。
- - 電子同意書: ペーパーレスでスキャン不要。
- - メッセージ機能: 入院日の決定案内や禁煙の案内をLINEで送信し、電話業務を削減。
今後の展望
MediOSでは、対応診療科の拡大を目指しており、医療機関からの要望にも敏感に応えています。医療者と患者が安心してMediOSを活用できる環境を整備していく所存です。
Contrea株式会社の代表コメント
代表取締役CEOの川端一広氏は、「多くの医療機関や患者様に支えられ、10万回の利用を達成できたことに感謝しています。今後も効率化と患者の主体性向上を両立させたサービスを提供し続けます」と述べています。
MediOSは、医療現場の効率化を担い、患者さんが納得した上での治療を実現するための重要なステップです。これからもMediOSの活躍に期待が高まります。