タスネットのPOSレジ「パワクラ」、STORESブランドアプリと連携でオムニチャネル実現

タスネットのPOSレジ「パワクラ」とSTORESブランドアプリが連携開始

株式会社タスネットが提供する小売店向けクラウド型POSレジ「パワクラ」が、STORES株式会社が運営するアプリ開発サービス「STORESブランドアプリ」と連携を開始しました。これにより、実店舗とオンラインストアの会員データを統合し、オムニチャネル戦略を強化できるようになりました。

会員データ連携によるオムニチャネル戦略

今回の連携では、「STORESブランドアプリ」が提供するAPIを活用して会員データの連携を実現しました。「パワクラ」を導入している企業は、実店舗とオンラインストアの顧客データを一元管理できるようになります。これにより、より正確な顧客分析が可能になり、効果的な販売促進施策を実施しやすくなります。

リアルタイムポイント共有と購買履歴の一元管理

「パワクラ」のレジ画面には「STORESブランドアプリ」上のポイント残高が表示され、レジ販売でのポイント増減データは自動的にアプリに反映されます。顧客は、実店舗とオンラインストアで共通のポイントを利用でき、利便性が向上します。また、実店舗での購買データも「STORESブランドアプリ」に自動送信され、オンラインとオフラインの購買履歴を一元管理できるため、顧客の行動を深く理解し、よりパーソナライズされたサービスを提供することが可能になります。

MARKS&WEB公式アプリでの採用事例

デイリープロダクトブランド「MARKS&WEB」は、公式アプリに「STORESブランドアプリ」を採用し、2023年7月5日からサービスを開始しました。国内81店舗で「パワクラ」を導入しているMARKS&WEBは、今回の連携により、顧客体験の向上とブランド価値の向上を図っています。

「STORESブランドアプリ」と「パワクラ」の概要

「STORESブランドアプリ」は、顧客情報の収集・分析、マーケティングオートメーション、ポイントプログラム導入など、顧客体験最適化に必要な機能をワンストップで提供するアプリ開発サービスです。一方、「パワクラ」は、導入実績3,500店舗を超えるクラウド型POSレジで、単店舗から複数店舗展開企業まで幅広く利用されています。リアルタイムなデータ連携により、在庫管理、売上分析、顧客管理、マーケティングを効率化し、売上拡大とコスト削減を同時に実現します。さらに、「パワクラ」は経済産業省の「IT導入補助金2023」の対象ツールにも認定されています。

まとめ

「パワクラ」と「STORESブランドアプリ」の連携は、小売企業にとって大きなメリットをもたらします。会員データの一元管理、リアルタイムなポイント共有、そして正確な顧客分析は、顧客満足度向上とブランド価値向上に繋がり、これからのオムニチャネル戦略において重要な役割を果たすでしょう。特に、実店舗とオンラインストアを統合した戦略を進めている企業にとって、この連携は強力なツールとなるはずです。両サービスの更なる発展と、多くの企業による活用に期待がかかります。

会社情報

会社名

株式会社タスネット

住所

東京都港区赤坂2-19-4FORUM赤坂9階

電話番号

03-5575-6222