株式会社OCSが「健康経営優良法人2025」に認定
この度、東京都に本拠を置く株式会社OCSが『健康経営優良法人2025(大規模法人部門)』として認定されました。この認定は、企業の健康経営に対する取り組みを評価するもので、OCSにとっては4回目の受賞となります。OCSでは、創業以来、社員の安全と健康を重要視し、快適な職場環境の提供を企業活動の基盤としています。
健康経営の歴史と取り組み
OCSは2018年から健康経営の理念を社内に広め、ANAグループの方針に基づき「社員一人ひとりがいきいきと働ける環境作り」を重視しています。具体的には、産業医や健康保険組合と連携し、様々な施策を実施。
その一部には、定期的に産業医が発信するコラムや、禁煙日を定めた「吸わんデー」などがあります。これにより、社員の健康意識を高め、より良い職場環境の実現に向けて努力しています。
新たな施策の導入
今年度には新たな取り組みとして、コミュニケーションの活性化を目的とした社員交流イベントの開催、オフィス環境の改善を図るためのオフィスグリーンの導入、さらに健康的な食生活を促進するためのベジチェックを実施。これらの施策が外部からも高く評価され、今回の認定結果に繋がりました。
健康経営優良法人認定制度とは
この認定制度は、経済産業省と日本健康会議が共同で推進するもので、上場企業に限らず大規模法人が対象です。保険者と連携しながら、優れた健康経営を実践している法人が選定され、認定が与えられます。また、ANAグループ内においても同様の認定を受ける企業が増えてきています。
OCSの具体的な取り組み
疾病予防
- - 社内での年1回の健康診断
- - 社内での新型コロナウイルスおよびインフルエンザワクチン接種
- - 特定保健指導の実施推奨
- - 健康に関するeラーニングやセミナーの実施
メンタルヘルス
- - ストレスチェックの実施とそのフォローアップ
- - 定期的なメンタルヘルス教育の実施(全管理職対象)
喫煙率の改善
- - 卒煙セミナーの開催
- - 定期的な「吸わんデー」の実施(毎月「2」のつく日を禁煙日として推奨)
職場環境整備
- - 職場点検の実施(安全衛生委員会や産業医と連携)
- - 有給休暇取得の推奨
- - 長時間労働対策の実施
今後もOCSは、社員が心身ともに健康で、働きやすい環境を提供するために、プレゼンティズムへの対策や社内教育の強化、またオフィス環境の改善に力を注いでいく方針です。
株式会社OCSの企業情報
OCSは1957年に海外に住む邦人向けに新聞を配達するサービスから始まり、その後も事業を拡大してきました。現在では、国際エクスプレス事業を中心に、フォワーディングやロジスティクス、EC物流などを提供する企業として成長を続けています。今後もグローバルサプライチェーンに不可欠な企業を目指し、環境との調和を考えた経営戦略に取り組んでいきます。