シティグループの市場部門長に岸江迅哉氏が就任、グローバル戦略を推進
シティグループが岸江迅哉氏を市場部門長に任命
シティグループ証券株式会社は、岸江迅哉氏を市場部門長に任命することを発表しました。この任命は、承認手続きを経て2024年10月1日に正式に就任する予定です。岸江氏は、そのリーダーシップを通じて、シティグループのビジネス成長を加速させることに期待されています。彼は、シティのグローバルなフットプリントおよび豊富なプロダクトオファリングを活用し、戦略的に市場の拡大に取り組む方針です。
岸江氏の経歴
岸江氏は金融業界において20年近くの経験を持ち、シティグループには2010年に入社しました。彼は、東京やニューヨーク、ロンドンといった大都市において、金利や為替、XVA業務を扱う部門で重要なポジションを歴任しています。最近では、日本におけるフィクストインカムストラクチャリング部門の責任者を務めていました。また、シティグループ入社前には野村證券やリーマン・ブラザーズ、東京スター銀行といった金融機関でも活躍しており、幅広い専門知識と経験を蓄えてきました。
ビジネス戦略の展望
岸江氏の任命に際して、国内の業務を統括するカントリー・オフィサー兼バンキング責任者のロバート・ナカムラ氏は、「シティは世界屈指の国際金融機関として、日本の企業や多国籍企業のニーズに応えています。日系企業の国際的な活動が活発になる中で、我々の目標は市場へのアクセスを強化し、顧客のビジネスを支えることです」と述べています。
さらに、マーケッツ責任者のポール・スミス氏も、「岸江氏は、グローバルな金融市場に関する幅広い経験と知識をお客様に提供します。シティグループは、この市場でのさらなる成長に向けて野心的な計画を進めており、岸江氏の経験がその計画を後押しすることでしょう」と話しています。
シティグループのサービス
シティグループの市場部門は、全世界に80を超えるトレーディング拠点を持ち、企業や機関投資家、政府機関に向けて多岐にわたるサービスを展開しています。株式、コモディティ、金利、為替など様々なアセットクラスに対応し、クライアントのニーズに応じたサポートを提供しています。
教育歴
岸江氏は、早稲田大学理工学部を卒業後、インペリアル・カレッジ・ロンドンで物理学の修士課程を修了し、さらにウォーリック大学でファイナンスの修士課程を修了しています。このようなバックグラウンドが、彼の金融市場における洞察力と判断力を支えていると言えるでしょう。
シティグループについて
シティグループは、国際的な取引が必要な顧客に対し、優れた金融パートナーとしての役割を果たしています。約180の国と地域で個人、法人、政府機関に向けて多様な金融商品やサービスを提供しており、ウェルス・マネジメントの分野においてはグローバルなリーダーと見なされています。シティグループの公式ウェブサイトでは、彼らが提供する多くの情報やサービスについてさらに詳細な内容を確認することができます。
会社情報
- 会社名
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シティグループ・ジャパン・ホールティングス合同会社
- 住所
- 東京都千代田区大手町1-1-1大手町パークビルディング
- 電話番号
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