高校生のための新しいキャリア教育プログラムが仙台育英学園で始動
仙台育英学園高等学校が、株式会社KEIアドバンスを含むプロジェクトチームによって開発された「部活動キャリア教育プログラム」を正式に採用しました。このプログラムは、部活動を通じて高校生が社会での生き抜き方を学び、キャリア形成の意識を高めることを目的としています。
プログラムの目的と背景
近年の教育現場では、ただの知識を得るだけでなく、仲間と協力しながら課題を解決する「非認知能力」の重要性が増しています。仙台育英学園高校は、こうした流れを背景に、グローバルスタンダードであるBTECプログラムを導入しました。本プログラムは、部活動を通じてこの非認知能力を育成するために設計されています。そして、今回の提携により、部活動キャリア教育プログラムも導入されることとなりました。
「SPLYZA DAY」イベントについて
このプログラムの一環として、2023年10月1日(火)に「SPLYZA DAY」が開催されます。このイベントでは、参加する高校生が目標に基づいて仮説を立て、練習を通じて実行し、その結果を検証するという一連のプロセスを体験します。これは、キャリア形成に重要な経験となるでしょう。
仙台育英学園高校における実施内容
プログラムには、映像分析ツールの『SPLYZA Teams』や学びのアセスメントテスト『学びみらいPASS』が活用され、さらには部活の記録をあつめる『NOLTYスコラ フォーゼ』を組み合わせて、ステップバイステップでキャリア育成を行います。具体的には、プログラムは全7回のステップから構成され、各ステップを通じて生徒たちの成長を支援します。
教育機関と連携企業の役割
プロジェクトチームは、KEIアドバンスや河合塾、SPLYZA、NOLTYプランナーズなどが参加しており、それぞれの専門知識や経験を生かし合うことで、より効率的な教育システムが構築されています。特に仙台育英学園高校は、BTECプログラムと連携することで、スポーツを通じた新たなキャリア教育における先駆者として注目されています。
学校の取り組みと期待
仙台育英学園高校のBTECセンター長、千葉慎先生は「部活動キャリア教育プログラム」に参加することで、起業家教育などのキャリア重視の学習が強化されると述べており、変化の激しい社会でも生きぬく力を持つ生徒の育成を目指しています。これにより、進路選択においても大きな成果を上げることが期待されています。
取材のご案内
「SPLYZA DAY」に関しては、メディア取材も歓迎されており、高校生がスポーツを通じてキャリア意識を高める様子を取材する絶好の機会です。多くの方々にこの新しい教育プログラムを知ってもらいたいという思いがありますので、ぜひ興味を持たれた方は取材の参加をお待ちしています!
こうした取り組みによって、高校生のキャリア教育が一層充実し、豊かな未来を築くためのステップとなることが期待されています。