QueenBOT RPA登場
2020-12-01 12:00:33

SBI AntWorks Asiaが年額30万円からのQueenBOT RPAを提供開始

SBI AntWorks Asiaが提供するQueenBOT RPA



SBI AntWorks Asia株式会社が、フルスタックのRPA製品「QueenBOT RPA」を発表しました。この製品は、年間ライセンス料金30万円(税抜)という手頃な価格で提供されることが特徴です。RPA(Robotic Process Automation)は、業務の自動化を可能にし、企業の効率性を高める重要な技術です。

QueenBOT RPAの機能



QueenBOT RPAは、一般的なRPAと同様に、PCでの事務処理作業を自動化するための豊富な機能を備えています。具体的には、メールやフォルダの監視機能、アプリケーション上のボタンや入力フィールドをオブジェクトとして認識する機能などを実装しています。これにより、複雑な業務プロセスをよりスムーズに進めることが可能となります。

さらに、QueenBOT RPAはデスクトップ型の開発ツールにとどまらず、サーバー型のRPA製品として位置づけられています。この製品は、開発環境とは別にロボットを実行する専用環境を提供し、一元管理を行うためのサーバーも併せて利用することができます。また、ネットワークやハードウェアに障害が発生した場合でも、別の環境で続行実行できるフェイルオーバー機能が実装されています。

プライス設定の背景



今回の年額30万円という価格設定には、企業のニーズを考慮した背景があります。労働人口の減少や新型コロナウイルス感染症の影響を受け、企業が業務の効率化を求める中で、RPA業界は急速に成長しています。2020年前半の調査によると、国内大手企業でのRPA導入率は半数を超えているとされ、今後さらなる普及が期待されています。

このような状況下において、SBI AntWorks Asiaは、できるだけ多くの企業が手軽にRPAを導入できるよう、最安値帯の年額30万円での提供を実現しました。

ライセンス料金に含まれる内容



年額30万円のライセンスには以下の内容が含まれています。
  • - BOT Builder 1ライセンス: ロボットを開発するツールを1ユーザーが利用可能
  • - ANT Bot 1ライセンス: 1台のPCでロボットを実行
  • - Orchestrator 1ライセンス: ロボットの管理と実行環境への展開を一台のPCにインストール
  • - Analyticsライセンス: ロボットの実行状況を分析するWebアプリケーション
  • - 新バージョンへのアップグレード権
  • - 日本語での技術的サポート
  • - 日本語での製品研修(集合またはオンライン)

これにより、企業は開発から実行、管理まで一貫して行える環境が整います。

ANTstein SQUAREとは



QueenBOT RPAは、統合オートメーションプラットフォーム「ANTstein SQUARE」の一部であり、様々な業務を効率化する製品群を含んでいます。AIを活用し、業務に最適な自動化対象を見つけ出す「Process Discovery」、ドキュメントからデータを読み取る「Cognitive Machine Reading」、文書の自動仕分けを行う「Auto Indexer」といったユニークな製品も展開されています。

企業情報



SBI AntWorks Asia株式会社は、シンガポールに本社を置くAntWorks Pte. Ltd.と合弁で設立された企業で、日本国内を中心に活躍しています。2015年に設立され、AIやRPA分野で注目を集めているスタートアップです。今後も、同社の製品やサービスが多くの企業に導入され、業務の効率化が進むことが期待されています。

会社情報

会社名
SBI AntWorks Asia株式会社
住所
東京都港区六本木1-6-1泉ガーデンタワー
電話番号
03-6229-1176

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