加賀市居住支援協議会
2025-09-17 16:50:17

加賀市が初の居住支援協議会を設立し記念講演を開催

加賀市で初の居住支援協議会が設立



令和7年9月22日、石川県の加賀市において、初の居住支援協議会が設立されることが発表されました。この取り組みは、地域の様々な住宅問題に対して、官民が協力し合って解決策を見出すことを目的としています。

背景と課題


近年、加賀市では核家族化が進み、高齢者が持ち家で暮らす世帯においては、家の掃除や庭の手入れ、除雪など日常生活の管理が難しくなっています。さらに、空き家の問題も深刻化しており、維持管理に悩む世帯が増えています。一方で、子育て世帯や若年層は、適切な広さの住宅を求めていますが、所得の伸びが頭打ちとなっているため、高額な住宅取得が困難な状況にあります。このように、人口減少に伴う空き家の増加や、住宅に困っている人々への支援の必要性が高まっています。

居住支援協議会の設立


加賀市居住支援協議会は、このような現状を踏まえ、行政機関、医療、福祉、不動産、建設、金融、司法書士、移住定住支援団体、居住支援法人など、多様な分野の関係者が連携し、住宅に関する課題の解消に向けたプラットフォームを形成します。目指すのは、高齢者および子育て世帯の住宅の規模のミスマッチを解消し、居住困難な方々への支援体制を強化することです。

記念講演の開催


協議会設立に伴い、記念講演も行われることが決定しています。講師には、東京大学大学院工業系研究科建築学専攻の大月敏雄教授が招かれ、テーマは「包括的居住支援を目指して~空き家と福祉をつなぐ~」です。講演は同日、午後1時30分から午後3時までクロスガーデンのホールにて開催されます。

日時と場所


  • - 日時 : 令和7年9月22日(月) 13時00分から13時30分まで
  • - 場所 : クロスガーデン 3階 会議室4,5

この協議会は、加賀市にとって重要な一歩となることでしょう。住まいの課題がますます多様化する中、地域住民が安心して暮らせる環境を整えるために、官民が手を携えて進んでいくことが期待されます。


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会社情報

会社名
加賀市
住所
石川県加賀市大聖寺南町ニ41番地
電話番号
0761-72-1111

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