WebX 2024 特別対談:暗号資産と金融業界の未来
2024年、国内最大手のWeb3メディア「CoinPost」を運営する株式会社CoinPostが主催する国際Web3カンファレンス「WebX」を迎えます。このイベントでは、暗号資産と金融業界の接点について探求する特別対談が行われ、注目が集まっています。
特別対談の概要
本セッションは、2024年1月11日に米国証券取引委員会(SEC)が11銘柄のビットコインETFを承認したことを受け、さらなる議論の場ともなるでしょう。登壇者には、大和証券グループの常務取締役 板屋篤氏、野村ホールディングスの常務執行役員 池田肇氏、三井住友信託銀行の常務執行役員 米山学朋氏といった金融業界のトップリーダーが揃います。
モデレーターにはビットバンクの代表取締役社長 廣末紀之氏が務め、この対談では日本における暗号資産の未来と金融業界の接続について深く掘り下げます。
日本版ビットコインETFの現状
アメリカではすでにビットコインETFが取引開始されており、多くの投資家がその恩恵を受けていますが、日本国内ではこのような商品への直接投資は現在のところ不可能な状況です。多くの証券会社には、こうした商品の取り扱いを希望する声が強まっているものの、規制当局は慎重な姿勢を崩してはおらず、制度との整合性を考慮する必要があります。
この背景には、日本市場が抱える多くの課題が影響しています。特に、金融業界と暗号資産の接続が進まない理由として、投資信託の制度趣旨との整合性が挙げられます。
WebXカンファレンスの意義
WebXは、アジア最大のWeb3カンファレンスとして世界から注目されています。2023年の開催では、1万6500人もの来場者を迎え、多くのスピーカーや出展者が参加しました。来年もさらに多くの企業やプロジェクトが展示し、Niguk様々なネットワーキングの場を提供します。
これからのWeb3分野が日本におけるイノベーションやビジネスチャンスを生み出す鍵となると考えられ、多くの事業者が新しい知識とネットワークを求めて参加しています。
まとめ
WebX 2024の特別対談は、暗号資産と金融業界の未来を展望するための重要な場となります。登壇者たちの議論を通じて、日本版ビットコインETFの可能性や、暗号資産が如何にして金融業界と融合するのか、実際の声を聞くチャンスです。今後も、日本の金融業界がこの変革を迎えるにあたって、どのような進展が見られるのか、大いに期待できます。
詳細情報やチケット購入は公式サイトまたはWebXの公式Twitterアカウントにてお知らせしますので、ぜひご確認ください。