アパレルブランドのGLOBAL WORKが、2025年12月23日に中国上海に初の店舗をオープンすることが決定しました。この新たな試みは、株式会社アダストリアのグローバル展開において重要な一歩となります。新店舗は、上海虹桥前湾印象城MEGAという新商業施設内に位置し、広大な展示スペースを持っています。このモダンな商業施設は、虹橋空港にも近く、国際的なニュータウン前湾エリアにあるため、ファミリー層を中心とした多くの顧客にアクセス可能です。
アダストリアは、この新店舗を通じて中華圏市場での存在感を一層強化し、40以上のブランドを展開するグループの中でも、特にアジアでの成長を目指しています。特に、中国は世界最大の消費市場の一つであり、アダストリアは2030年までに海外売上を100億円を目指す計画を掲げています。これまで、台湾や香港には21店舗を展開しており、今回の上海出店はその戦略の強化を意味します。
新店舗では、メンズ、ウィメンズ、キッズカテゴリの全ラインナップを取り揃え、おしゃれでありながら手頃な価格の商品が期待されています。この取り組みは、アジアの消費者のニーズに応えるために徹底されており、特に品質に focus を置いています。上海の消費者に特化した商品展開も行い、カシミヤニットや日本の素材を用いたインディゴ染めの商品など、限定アイテムの購入が可能になる予定です。
さらに、アダストリアは「STAFF VOICE」と呼ばれる顧客の声を活用した商品開発の仕組みを採用しており、新店舗でもこのシステムを導入予定です。この仕組みでは、店舗のフィッティングルームから出た顧客が「購入しなかった理由」をスタッフが記録し、データを本社に集約します。そのデータはAIによって分析され、消費者のニーズに合った商品開発に活かされる仕組みです。
アダストリアグループ全体では、既に中国国内における「niko and...」ブランドの14店舗展開を果たしており、各都市でのブランディングに成功しています。ライブコマースやECとの連携を強化することで、アグレッシブな戦略を展開しているのも特徴です。
水面下で続くグローバルマーケットにおける競争、特にアジア市場において、アダストリアの試みは確かな一歩であり、上海の現地消費者へのアプローチが期待されます。新店舗を通じて、多くの顧客の生活に彩りを加え、ファッションの楽しみを提供することを目指します。
この新たな扉を開くことで、日本国内外のファッション市場におけるアダストリアの影響力がますます大きくなることでしょう。GLOBAL WORKの「Good Feeling Wear」を実現したこの出店に、来店する全ての人が笑顔になれることを願っています。