新体験施設『Flow』
2025-05-26 08:49:53

白瀧酒造が新たな日本酒体験施設『shop & taproom Flow』を2025年に開設

白瀧酒造、新たな日本酒体験施設『shop & taproom Flow』をオープンします



白瀧酒造株式会社は、2025年6月2日(月)に自社の酒蔵敷地内に新しい日本酒体験施設『白瀧酒造直売店 shop & taproom Flow』(以下、Flow)を開設します。この施設は、日本酒の魅力を五感で体感できる特別な空間として設計されています。

Flowの特長


Flowの内部には、ショップやテイスティングカウンター、体験型ラウンジが設けられています。訪れる人々は、ただ日本酒を味わうだけではなく、その製造過程や背景、そして文化を深める機会が提供されます。また、アルコールが苦手なお客様や子ども向けには、仕込み水を使用したドリンクや酒粕アイスクリームといった多様なメニューも用意されています。これにより、すべての訪問者が水の持つ豊かさを感じながら楽しむことができます。

白瀧酒造の歴史と文化


白瀧酒造は1855年に創業しました。創業者である湊屋藤助は、東京と日本海を結ぶ山々の麓に位置する越後湯沢で、清らかな地下水を生かして酒を作り始めました。以来170年以上の間、白瀧酒造は伝統を守りつつ、革新的な酒造りを続けてきました。代表銘柄「上善如水」は、その象徴とも言える酒であり、時代の感性を取り入れ、現代にも通じる魅力を持った日本酒として愛されています。

新たな市場ニーズへの応え


近年、訪日観光客数は急増しており、2024年には過去最高の3,686万人を記録する見込みです。特に文化やストーリーのある体験に興味を持つ旅行者が増えており、深い体験を求める声が高まっています。これに伴い、白瀧酒造は日本酒の奥深さを伝えるためにFlowを開設し、より多くの人々がその魅力を体感できる場所としての役割を果たします。

コンセプトと日本文化の融合


Flowの名称には「循環」「流れ」「流動」といった意味が込められています。自然資源が育む日本酒を通じて、人々の交流と感性の流れが生まれる場として、この施設が機能します。代表銘柄「上善如水」の精神は、現代の感性で継承され、酒と自然、人と文化が結びつく新たな場を実現します。

アクセスと周辺情報


Flowは新幹線で東京から90分の距離に位置し、JR越後湯沢駅から徒歩5分という便利なロケーションにあります。豊かな自然と温泉街の賑わいが調和する中で、日本の原風景を体験しながら、訪問者にとって忘れられない文化体験を提供します。

提供される多彩なコンテンツ


1. 五感で楽しむテイスティング体験
Flowでは、白瀧酒造の全ての銘柄を取り揃えたショップや、酒を楽しむためのタップルームを併設しています。季節限定酒や酒粕アイスクリームなど、多彩な体験が待っています。

2. 自分だけの日本酒を創るブレンディング体験(2025年夏頃開始予定)
旅人が自分の好みに合った日本酒をブレンドする体験型SAKEラボを開設予定で、国際的なSAKEファンのニーズに応えます。

3. 没入型デジタル映像体験(2026年冬頃開始予定)
湯沢の四季や酒造りの様子を体感できる映像体験を通じて、日本酒の文化をより深く理解できる機会を提供します。

サステナビリティへの取り組み


Flowでは、酒造りに使用される仕込み水を汲むことができるオアシスステーションも設けられ、環境への意識を高めるための活動を展開する予定です。また、マイボトルを推奨し、サステナブルなライフスタイルの実現を目指します。

施設概要


  • - 名称: 白瀧酒造直売店 shop & taproom Flow
  • - 所在地: 新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢2633番1
  • - 電話番号: 025-775-7422
  • - 営業時間: 9:30〜16:30
  • - 定休日: 土・日・祝(2025年11月より変更予定)
  • - 特設サイト: https://www.shirataki-flow.com/

この新たな施設が、訪れるすべての人々にとって貴重な学びと楽しさを提供し、日本酒文化の新しい流れを作り出すことを期待しています。


画像1

画像2

画像3

画像4

会社情報

会社名
白瀧酒造株式会社
住所
新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢2640
電話番号
025-784-3443

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。