春の味わいを楽しむ「山の懐石」
軽井沢に位置する星のや軽井沢のメインダイニング「日本料理 嘉助」では、2025年3月1日より菜の花や山女魚など春の食材をふんだんに使った「山の懐石」の提供が始まります。この懐石料理は、春の訪れを感じさせる滋味溢れる料理を提供し、まさに休息のための特別な一皿です。
季節の恵みを最大限に
「日本料理 嘉助」では、信州の豊かな自然の中で育まれた山の幸や川の恵みを取り入れた料理を提供します。山菜や高原野菜、きのこ、ジビエといった厳選された食材が、料理長の技術によって素晴らしい調和を見せます。特に、素材本来の美味しさを引き出すための調理法が重視され、皿の上に春の景色を映し出します。
春メニューの魅力
「山の懐石」では、まず「先附鳥宝珠(えぼし)」が登場します。これは、春の代表的な山菜であるうるいと、磯の風味が豊かなエボシ貝を組み合わせた一品です。爽やかな酸味の効いたサルナシの酢でさっぱりと仕上げられ、春の訪れを感じさせる食感が楽しめます。
洗練された椀物と造り
次に、道明寺揚げにした信濃雪鱒を使用した「椀盛春雪(しゅんせつ)」が、星のやの美しい自然を象徴する装飾で登場します。散りばめられた蕗の薹や山菜の香りが、春の息吹を感じさせ、雅やかな一椀に仕上げています。
造りでは、信州・佐久の鯉を使った「造里山海恵(やまとうみのめぐみ)」が楽しめます。鯉の寿司や愛らしい「鯉ぼんぼり」は、桜の香りと共に提供され、春の味覚の真髄を堪能できます。
彩り豊かな八寸
最後に「八寸春爛漫(はるらんまん)」は、春の恵みを盛り込んだ食材の彩りが美しく、目にも楽しい一品です。蓬豆腐や鹿ロースト、筍などが美しく盛りつけられ、視覚でも味覚でも春を楽しむことができます。
料理長の思い
星のや軽井沢の料理長、池尻順哉氏は、料理を通じて素材の可能性を最大限に引き出すことを目指しています。彼は、地元で収穫される食材の持つ力を信じ、あくまでシンプルでありながら、季節の移ろいを大切にした料理を追求しています。
「山の懐石」の概要
- - 料金:1名21,780円(税・サービス料込、宿泊料別)
- - 提供期間:3月1日~
- - 予約:必須
- - 対象者:星のや軽井沢に宿泊する方
公式サイトで事前予約が可能で、料理内容は仕入れ状況により変わることがあります。これからの季節、信州の自然美に囲まれながら、春の味覚を存分に楽しんでみてはいかがでしょうか。
ステキな滞在を
星のや軽井沢では、自然と調和した客室で心地よい滞在ができます。自然の中で、旬の味覚を楽しみながら、優雅なひとときを過ごしてください。詳細は公式サイトをご覧ください。