新生活の体調不良
2022-04-15 11:00:16
新生活で増加する体調不良と隠れ免疫低下リスクについて知るべきこと
春の到来と共に新たな生活環境に身を置くことになった多くの社会人は、体調不良やストレスを実感しています。特に5月病や6月病と呼ばれる体調不良の原因は、新生活期に伴う心身の変化から生じる隠れた免疫の低下にあります。
近年の調査では、社会人の70%以上が新生活の開始時に「だるさ」や「睡眠不足」といった不調を経験していることが示され、さらに8割以上が人間関係や仕事内容、健康面において不安を抱えています。この背景には、職場環境の変化や新たな人間関係に適応するためのストレスが存在し、これらが免疫システムの弱体化につながると考えられます。特に、2年目の社会人では、生活環境の変化に対して63%以上が隠れ免疫低下リスクにさらされていることがわかりました。
新生活や仕事における免疫低下の主な要因は、生活リズムが変化することや職場での人間関係、業務内容の変化です。仕事においては、言いたいことを我慢してしまう傾向や長時間労働、過去の失敗を思い出して不安になるなどの行動が、免疫低下を助長しています。実際の体調評価では、現在の体調を65.7点とし、新生活に向けては75.1点を目指す声が多く見受けられます。
それでは、このような不調をどのように軽減すれば良いのでしょうか。まずは、体調管理において重要なのは十分な睡眠、適度な運動、バランスの取れた食事です。これらの要素は免疫を強化し、心身の健康を保つための基本的な手段となります。特に、新生活においては睡眠が大きな影響を及ぼします。夜間のデジタル機器の使用を控え、リラックスした環境で睡眠することが重要です。
さらに、食品摂取に関する意識も欠かせません。キリン社が提唱するプラズマ乳酸菌を含む製品の摂取は、免疫機能をサポートする効果が期待されます。プラズマ乳酸菌は健康な人の免疫機能維持をサポートする菌であり、特にプラズマサイトイド樹状細胞に作用し、免疫細胞の活性を促進します。定期的な摂取により、免疫機能の向上を図ることが可能です。
また、ストレス管理においては「5つのR」を実践することが鍵となります。Rest(休息)、Recreation(気晴らし)、Retreat(好きな環境に身を置く)、Relaxation(リラクゼーション)、Resilience(しなやかさ)を意識することで、ストレスを軽減し、体調を整えることができます。本人の生活スタイルに合った方法を選び、身心の健康を維持していくことが大切です。
“隠れ免疫低下リスク”に対抗し、健康的な新生活を送るために、日頃から現状を把握し、必要な場合は周囲に相談することが大切です。特に、新生活期にある社会人は自分の体調を客観的に評価しつつ、積極的に健康管理に取り組むことが求められます。当たり前のことに思えますが、生活習慣を正し、免疫を高める意識を持つことが肝要です。これからの季節、どんなに忙しくても、自分自身の心身を大切にする時間を設けてください。
会社情報
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キリンホールディングス株式会社
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- 東京都中野区中野4-10-2中野セントラルパークハウス
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