新たな道を切り開く高専生の挑戦
株式会社K-Platinum(本社:東京都)は、2023年3月に設立されたばかりの新しい企業です。この会社は、Amazon Japanや富士通、トヨタなどで経験を積んだ若手エンジニアたちによって運営されています。その中でも特に、エンジニア20名のうち8名が高等専門学校(高専)出身者という特異な点が注目されます。この背景をもとに、K-Platinumは高専生の採用と独立支援を積極的に行うことを発表しました。
高専生の魅力とキャリア形成
高専生は、専門的な技術力や現場での対応力を兼ね備えており、IT業界など多様な分野での活躍が期待されています。K-Platinumもその魅力を十分に理解しており、高専卒業生の優れたスキルが企業の発展の鍵になると確信しています。
特に、同社はSES(システムエンジニアリングサービス)やITコンサルティングを中心に事業を展開しており、近い将来、2026年2月までに新たに20名の高専生を受け入れる予定です。これにより、さらに多くの高専生が参加することで、事業の基盤を強化し、彼らの成長を促進します。
報酬と将来へのサポート
高専生は短期大学卒業扱いのため、初任給が他の大学卒業生と比べて低くなることがありますが、K-Platinumはこの点に着目し、優遇制度を設けています。具体的には、SES事業においては平均単価140万円(最高250万円)という高単価案件が選べ、高還元率(6〜7割)での報酬支払いを実現しています。それに加え、案件選択制と充実した研修制度を通じて、即戦力として活躍できる環境を提供します。
これは、他の多くの企業で見られる20%〜30%という還元率に比べて非常に魅力的な条件と言えるでしょう。
イベントへの取り組み
さらに、K-Platinumは2025年12月に「高専カンファレンス」を開催する計画です。これは、高専生や卒業生が自らの技術や知識を発表し合うプレゼン型の技術勉強会であり、ITだけでなく経営、物理、化学などさまざまな分野からの発表が期待されています。このイベントは、若手技術者間の交流を促進し、次世代の技術者コミュニティを広げる重要な機会となります。
未来へのビジョン
K-Platinumは、技術を通じて社会課題を解決し、持続可能な未来を実現することを目指しています。このビジョンを実現するため、高専生の創造性や技術力を生かしながら、共に学び、成長することを重視しています。私たちは、技術者一人ひとりが充実したキャリアを歩める環境を整備し、彼らのパートナーとしての役割を果たしていく所存です。K-Platinumは今後も、高専生と共に新たな未来を描いていきます。