神戸松蔭女子学院大学とのコラボレーションがもたらした革新
福島県いわき市に根ざし、120年以上の伝統を持つ靴下メーカー「いわき靴下 ラボ アンド ファクトリー」が、神戸松蔭女子学院大学と手を組み、初のコラボレーション靴下「神戸松蔭タータン靴下」を誕生させました。西村京実代表のもと、双方の技術とデザインが融合し、見事な製品が生まれました。
この靴下には「神戸松蔭タータン」と呼ばれる特別なデザインが施されており、これは神戸松蔭女子学院大学の人間科学部ファッション・ハウジングデザイン学科の生徒たちによって制作され、公式に認定受けたデザインです。タータンは2021年にスコットランド政府の機関に登録され、その生地は永久に保存されています。さらに、2022年には日本において商標登録も完了しており、その経緯がこの靴下の価値を一層高めています。
神戸松蔭タータンの色の背景
靴下に使われている神戸松蔭タータンは、松蔭女子学院の130年の歴史を象徴する5色で構成されています。まず、紺と白は1925年から着用されている神戸で非常に有名な制服を指し、赤はその制服に施された刺繍を象徴しています。また、サーモンピンク、赤、緑は1982年に創造された大学の学舎をイメージし、緑は設立当時の校地のシンボルである松の木を表現しています。これらの色合いは松蔭女子学院の深い伝統と歴史を物語っています。
靴下の製作プロセス
靴下製造は通常の生地と異なり、筒状に編む技術が求められるため、タータン柄の表現は非常に難易度が高い作業です。しかし、いわき靴下 ラボ アンド ファクトリーの職人たちは多くの試行錯誤を重ね、その技術を活かして色鮮やかな柄を形にすることができました。このような高度な技術を支える職人たちの存在が、この靴下の完成につながったのです。
商品概要と販売情報
「神戸松蔭タータン靴下」の詳細は以下の通りです:
- - 商品名:神戸松蔭タータン靴下
- - 価格:1足1,210円(税込)
- - 素材:ナイロン、アクリル、綿など
- - サイズ展開:23~25㎝
この特製靴下は、大丸神戸店で実施されているイベント「神戸市」に特別出展され、先行販売も行われました。さらに神戸松蔭女子学院の公式オンラインショップや学内のコンビニエンスストアでも、10月初旬から数量限定で販売予定です。
いわき靴下 ラボ アンド ファクトリーについて
「いわき靴下 ラボ アンド ファクトリー」は、120年以上の靴下製造の歴史を持ち、地域への貢献を目指して創業された企業です。“共に靴下の未来を編み、いわきから世界へ”というスローガンを掲げ、単なる靴下生産の工場ではなく、新しいものづくりの場を目指しています。様々なアイデアを取り入れ、職人技術の継承と育成にも注力しており、オリジナルブランド「idé homme」の展開も行っています。
いわき靴下ラボ アンド ファクトリーは、ただの靴下製造にとどまらず、地域の魅力を形にする努力を続けており、その活動がますます注目を集めています。
公式サイトやInstagramでも最新情報が発信されているので、ぜひチェックしてみてください。