ヴィスコ新発売!超高速画像処理検査装置「VTV-9000miniX」
ヴィスコ・テクノロジーズ株式会社が最新の画像処理検査装置「VTV-9000miniX」を発売しました。この新しい装置は、特に画像検査の迅速化を追求したモデルであり、従来の高速モデル「VTV-9000miniR」と比較して処理時間は約123%も短縮されています。生産現場でのニーズに応えるべく開発されたこの装置は、特にキャリパ検査においては、わずか0.69秒で処理を行うことができ、効率的な運用が期待されます。
高速処理の秘密
新モデルの「VTV-9000miniX」は、CPUとメモリの強化により、さらに高画素の画像をも高速で取り込むことが可能です。これにより、大判や精緻な画像を使用した検査が実現し、処理のスピードアップが顕著に見られます。特に、撮像枚数が多い検査ではその真価を発揮し、画像処理の効率が大幅に向上します。多面撮像や画像の連結解析を伴う業務において、リプレイスの効果を最大限に得ることができるでしょう。
幅広い検査可能性
「VTV-9000miniX」を使用することで、大型ワークの検査や打痕検査(PMS検査)の効率も向上します。複数の画像を連結して解析する際には、照明の位置を変えて複数枚撮像し、陰影の違いから凹凸欠陥を引き出すことが可能です。これまで手間がかかっていた検査も、スピードを持って遂行することができるのです。
柔軟な設置条件と高自由度
この新モデルは、ケーブルのバリエーションが豊富で、最長20メートルまで対応可能です。ケーブル径が細く、曲げ半径を小さくすることができるため、取り回しが非常に楽になります。また、L字型コネクタも用意されており、あらゆる設置条件に柔軟に対応できる設計となっています。これにより、スペース効率も向上し、生産ラインの整備が進むことでしょう。
照明制御オプション
ユーザーのニーズに応え、照明制御オプションも充実しています。LED照明の点灯や消灯を、画像取り込みのタイミングに合わせて調整できるほか、ストロボ制御によって移動する物体の検査も可能になります。これにより、さまざまな検査条件において高精度な結果を期待できるのです。
ヴィスコ・テクノロジーズの理念
ヴィスコ・テクノロジーズ株式会社は、画像処理技術に特化した企業として、さまざまな業界に対応しています。半導体、電子部品、自動車、プラスチック、医療と幅広い分野で利用されるこの装置は、現場の声を反映した「使える」検査技術を追求しています。国内はもちろん、海外にも多くの拠点を持ち、強固なサポート体制を構築しています。
まとめ
新たにリリースされた「VTV-9000miniX」は、画像処理検査の新たなスタンダードを打ち立てるものであり、性能向上により生産現場での効率化に大きく寄与することでしょう。ヴィスコの技術力と情熱が結集したこの製品は、今後の検査技術の発展に大きな影響を与えると期待されています。興味のある方は、ぜひ公式サイトにアクセスして詳細を確認してみてください。