こころのカンパニーと北日本銀行の提携
2026年2月24日、株式会社こころのカンパニーは、岩手県盛岡市に本店を置く北日本銀行との業務提携を発表しました。この提携により、こころのカンパニーは北日本銀行の顧客に対して、「おひさぽ」と呼ばれるサービスを提供することになりました。
提携の背景
こころのカンパニーは、超高齢社会において、特に独居や夫婦のみの高齢者世帯が増加する中で、彼らの課題解決に取り組む企業です。2021年のデータによると、日本には高齢者世帯が1500万世帯以上あり、その中で約17.2%は子供がいない高齢者世帯です。このような背景から、家族のサポートが得られない高齢者に向けた「おひさぽ」が必要不可欠であることが明らかになりました。
こころのカンパニーの磨和寛代表取締役社長CEOは、北日本銀行との提携について「地域社会のおひとりの高齢者に安心と安全を届けることは最高の幸せです」と語りました。北日本銀行は、地域に寄り添い、信頼される存在を目指している理由からも、こころのカンパニーとの提携は互いにとって利益となるとされます。
「おひさぽ」のサービス内容
「おひさぽ」は、家族の代わりに高齢者を支えることを目的としたサービスで、高齢者が安心して生活できるよう、さまざまな支援を提供します。具体的には、日常生活の見守りや事務手続き支援、身元保証人の手配、さらには亡くなった後の葬儀や相続手続き、遺品整理など包括的なサポートを行います。
このサービスは「7点セット」として提供され、見守り、事務支援、身元保証、財産管理、任意後見、尊厳死宣言書作成、死後事務支援の7つのサービスを、お客様のニーズに応じて組み合わせて利用できるのが特徴です。これにより、高齢者は安心して生活を営むことが可能です。
また、資産管理に関しては、信託銀行や信託会社による信託口座を利用して、万が一の不正を防ぐ取り組みも行っています。全体として、高齢者が直面する様々な課題に応えるため、多角的な支援を提供しています。
会社概要
株式会社こころのカンパニーは、東京都千代田区に本社を置き、2020年に設立されました。会社のミッションは「超高齢社会の課題を解決し、ずっと安心の世界をつくる」というものであり、高齢者向けの終身サポート事業「おひさぽ」に加え、相続手続きのデジタル化を進める「スマホde相続」や、家族信託に関するコンサルティングも行っています。
新しい提携を機に、こころのカンパニーは地域社会とともに、より多くの高齢者が安心して生活できる社会の実現に向けて、活動を続けていくでしょう。