BIPROGYのデジタル給与拡充
2025-12-12 12:16:30

BIPROGYがPayPayと提携しデジタル給与の選択肢を拡充へ

BIPROGY、デジタル給与の選択肢を広げる



BIPROGY株式会社は、価値交換基盤「doreca」におけるデジタル給与サービスで、2026年3月からPayPay株式会社が提供する「PayPay給与受取」への対応を開始すると発表した。この対応により、雇用企業は従業員に対して多様な給与受け取り方法を可能にし、特にキャッシュレス決済アプリであるPayPayを選ぶことができるようになる。

デジタル給与の背景



2023年4月に施行された制度改正により、企業は銀行口座以外に指定された資金移動業者の口座への給与支払いが認められるようになった。これにより、デジタル給与の導入がより一層進む見込みである。PayPayはすでに100社以上でそのサービスが採用され、2024年8月には厚生労働大臣の指定を受け、国内初の試みとして注目を浴びている。

「doreca」の役割



BIPROGYは2020年に「doreca」の提供を始め、複数の決済サービスと連携するマルチペイメントゲートウェイとして広がりを見せている。この新たな対応で、デジタル給与においてPayPayを選択肢として追加することで、企業は各決済事業者ごとに個別にシステムを接続する必要がなくなる。このシステムは企業にとって負担を軽減し、従業員にとっても選択肢が広がる。

より便利な給与受取



「PayPay給与受取」では、従業員が給与をPayPayアカウントで受け取ることができ、受けた給与は直接支払いに使うことができる。また、他の金融機関の口座や他のPayPayユーザーへの振り分けが可能なので、日々の支出管理が容易になる。

今後の展望



BIPROGYは今後もPayPayとの協力を通じて、デジタル給与分野での導入企業を増やし、その利用を促進する予定である。また、「doreca」には他の決済事業者も順次追加していく計画があり、企業の給与支払いにおけるソリューションをさらに拡充し続ける考えだ。このような取り組みを通じて、BIPROGYはキャッシュレス社会の進展にも寄与していく。

企業支援の特徴



価値交換基盤「doreca」には、企業がデジタル給与を導入する際の支援コンサルティングサービスが含まれており、制度面から運用開始までをトータルサポートする。これにより、企業の導入負担を軽減し、業務効率を向上させることを目指している。

BIPROGYは、社会的価値と経済的価値の創出を通じて持続可能な社会の実現を目指す。


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