大野精工、ワイヤーカット業務を効率化する「PADシリーズ」を発表！

大野精工が新たに展開する「PADシリーズ」

大野精工株式会社は、2021年12月23日より、ワイヤーカット用の微調整機能を搭載したレベリングベース「PADシリーズ」の販売を開始しました。これまで、シムを使用しての精密調整には多くの時間を要していたワイヤーカットの作業が、この製品一つで簡単に解決できるようになります。製品は、特許出願中の精密なスチールボールを調整部に使用しており、3軸の調整が容易に行えることが特長です。

高い耐久性と精密さ

「PADシリーズ」は、他社製品にはない高い耐久性と精密さを兼ね備えています。自社工場で設計、製作、組立てを行うことによりコストダウンを図り、消費者が手に入れやすい価格を設定している点も大きな魅力です。さらに、水平方向の調整が不要な需要にも応えるべく、Z軸調整機能を省略したタイプも併せて発売いたします。

これにより、コストと機能のバランスを取ったレベリングベースを提供し、お客様の業務の効率化に貢献することを目指しています。

オートモーティブワールドでの展示

新製品「PADシリーズ」は、2022年1月19日から21日まで開催されるオートモーティブワールドの大野精工ブースにて展示されます。興味のある方は、ぜひ会場で実物を確認してみてください。製品の詳細は以下の動画でもご覧いただけます。動画リンク

CNCモリブデンワイヤ放電加工機HBシリーズ

大野精工は、2021年6月からCNCモリブデンワイヤ放電加工機「HBシリーズ」の日本総代理店も務めており、こちらも生産性を高めるための新しい選択肢となっています。HBシリーズはモリブデン鋼をワイヤ線に採用し、独自の制御システムにより最高加工速度300㎟/分を実現。その上、機械後方に配置されたドラムによるワイヤ線の巻取り方式で、ワイヤ線の長時間使用を可能にします。これにより従来の生産コストの約70%を削減することが期待されています。

今後も大野精工は、新製品「PADシリーズ」をはじめとする製品を通じて、顧客の生産現場に新たな価値を提案し、ビジネスを支援していく方針です。