ソフトウェアテスト技術者資格認定試験が新シラバスで始まる

JSTQBが新シラバスを採用した試験を開始

ソフトウェアテスト技術者資格認定組織であるJSTQBは、2023年11月1日よりFoundation LevelシラバスVersion 2023V4.0を適用した新たな試験を実施します。この試験は、国際的に通用するソフトウェアテストの手法や技術を基礎から学びたい人々を対象としており、Foundation Levelに合格することで、システムやソフトウェアの評価、検証、テストに必要な基礎的なスキルを証明できます。

試験の概要

本試験は、Foundation Level シラバスVersion 2023V4.0を基にしたものとなっています。受験申込みは2023年10月31日の午前中から可能です。試験の実施期間は2023年11月1日から11月30日までとなっており、12月以降の申込みに関しては、追加の案内がある予定です。合否は12月中旬に通知される見込みです。

シラバスに関する詳細

対象となるシラバスの詳細は、JSTQBの公式ウェブサイトで確認できます。以下のリンクを参照してください：
Foundation Level Version 2023V4.0シラバス

受験申し込み方法

試験を受けるためには、JSTQB認定試験の申し込みWebサイトから手続きが必要です。申し込みの際は、アカウント登録が求められますので、登録後に申し込みを行うようにしましょう。具体的なURLは次の通りです：
JSTQB認定試験申し込みWebサイト

受験料と支払い方法

受験料は22,000円（税込、税抜価格20,000円）となります。支払いはクレジットカードのみ対応しており、利用可能なカードはVISA、Master、JCB、AMEXです。受験料の領収書も発行可能です。

受験時の注意事項

試験日に受験するテストセンターでは、顔写真付きの本人確認書類が必要です。具体的には、パスポートや運転免許証、マイナンバーカードなどを持参してください。また、私物の持込はできないため、必要なメモを取るためのホワイトノートとペンは、テストセンターで supplied されます。

JSTQBの役割

JSTQBは、2005年に国際的なソフトウェアテスト技術者資格認定のために設立された組織であり、ISTQB（International Software Testing Qualifications Board）の一員です。そのため、JSTQBが発行する資格は海外でも通用します。JSTQBは、ソフトウェアテストの技術情報を提供することを目的としており、その学習資料も無料で公開されています。日本におけるソフトウェアテスト技術者の技術向上のために、多くの人に利用してもらいたいと考えています。