UCC上島珈琲株式会社は、同社の展開するカプセル式ドリップコーヒー「ドリップポッド」で新たなカフェインレスコーヒーを発表しました。新製品「カフェインレスモカ&ブラジル」の導入により、既存のカフェインレスラインアップが強化されたことに加え、すべての定番カプセルは「サステナブルなコーヒー調達」基準を満たした原料で作られることになります。この新しい取り組みは、UCCの10周年を記念し、日頃からドリップポッドを愛用してくださる顧客への感謝の意を示すものです。
今回のリニューアルは、9月17日より始まった定番ラインアップの再構築の一環として行われ、カプセルはいずれもサステナブルな調達の基準に則ったものとなります。特に注目すべきは、「カフェインレスブラジル&コロンビア」と新たに加わる「カフェインレスモカ&ブラジル」の2種類のカプセルが提供されることです。これにより、顧客はただカフェインの有無でない、異なる味わいの選択肢を楽しむことが可能となります。
各カプセルは、UCCが誇るブレンド技術によって洗練された味わいが追求されています。例えば、新しい「カフェインレスモカ&ブラジル」は、果実のような甘みと優しい酸味が特徴で、一方で「カフェインレスブラジル&コロンビア」は、香ばしさとコクが絶妙に組み合わさった一品です。これにより、カフェインを控えたい方にも幅広い満足感を提供します。
UCCは、環境への配慮の一環として、2030年を目指す「サステナブルなコーヒー調達」基準を設けています。この基準を満たしていることにより、全てのコーヒー製品が持続可能な方法で調達されたことを誇りに思い、未来のコーヒー産業に寄与します。サステナブルなコーヒー調達とは、環境保護と生産者の生活向上を重視する原料調達を意味しています。
そして、ドリップポッドは業務用及び家庭用を含む全製品で、この基準を満たすことになります。UCCはすでに認知されているグローバルなサステナブルコーヒー調達プログラムであるGCPに賛同し、持続可能なコーヒーの生産を広めるため、様々なパートナーと協力しています。これにより、私たち消費者もコーヒー選びを通じて環境に貢献することが可能になるのです。
「2050年にはコーヒーの生産に適した地域が大幅に減少する」と予測されている中で、UCCのこうした取り組みは重要な意味を持っています。
また、リニューアルを記念して、従来の人気商品「モカ&キリマンジァロ」と「鑑定士の誇り炭焼珈琲」も味わいを新たにブラッシュアップされることが発表され、これによりさらに多彩な選択肢が顧客に提供されます。
これからもおいしさを維持しながら、持続可能な社会へとつながる地道な努力を続けていくUCCの新たなカップコーヒーを、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。