「RISE with SHOP SMALL 2024」受賞者の発表とその意義
アメリカン・エキスプレスは、中小店舗の支援活動「SHOP SMALL」の一環として、ショップオーナーの挑戦を応援する新しいプログラム「RISE with SHOP SMALL 2024」を発表しました。このプログラムは、地域の活性化やダイバーシティに富んだ店舗づくりを目指す中小企業に対して、力強い支援を提供することを目的としています。
受賞者の多様な取り組み
2024年には、性別、年齢、障がいの有無、人種、国籍、言語、LGBTQ+など、さまざまな視点からの多様性を重視したお店づくりに取り組むオーナーたちを対象にした結果、合計7名の受賞者が選ばれました。それぞれの受賞者は、最大500万円の支援を受けることができ、支援金は総額で2,000万円に達しました。
受賞者の声は、実際に地域に根ざした新たな価値を創出するための意欲を感じさせます。以下に、いくつかの受賞者の取り組みとその目指すビジョンを紹介します。
A賞受賞者の松本友理さん(株式会社Halu)
松本さんは「障がい者と健常者の分断」を解消するため、インクルーシブデザインを用いたプロダクト開発に取り組んでいます。支援金を活用して、自社の取り組みを体系化・発信し、多様な人々との交流の場を創出することを目指しています。
B賞受賞者の谷口昌優さん(Kutoon)
双子の子供を持つ谷口さんは、靴のレンタルサービスを発案。親と子供、さらには社会全体の問題を解決すべく、リアル店舗の設立を計画しています。支援金を使って、地域の雇用創出にも貢献したいと語っています。
特別賞受賞者の矢島里佳さん(株式会社和える)
矢島さんが代表を務める「aeru gojo」は、インバウンド向けの茶道ワークショップを開催。伝統工芸品を海外の方々に届け、日本文化の体験を広めようとしています。支援を通じて、若い職人たちの支援へも取り組むつもりです。
PROGRAMの意義と今後の展開
「RISE with SHOP SMALL 2024」は、単なる支援にとどまらず、多くの中小店舗が直面する課題を共に考え、改善策を見つけたいと考える先駆者たちを後押しします。アメリカン・エキスプレスは、地域の魅力づくりにおいて重要な役割を果たす中小店舗に対して、これからも多様な支援を継続し、地域社会全体の活性化を図っていく方針です。
詳細については、特設サイト(https://risewithshopsmall2024.com/)でも紹介されています。このプログラムは、地域のリーダーたちが地域をより良くするための発想を育む素晴らしい機会となっています。
また、アメリカン・エキスプレスは「SHOP SMALL」取り組みを通じて、加盟店、行政、NPO、企業が協力し合い、中小企業の支援によって地域コミュニティの活性化を図ることをめざしています。加入店舗数の増加や関連活動によって、持続可能な発展につなげられることが期待されています。今後の進展にもご注目ください。
まとめ
「RISE with SHOP SMALL 2024」は、地域の中小店舗が直面するさまざまな課題を乗り越えるためのサポートを提供しています。具体的には、性別や年齢を超えた多様な視点が反映された受賞者の挑戦が、地域活性化にどのように寄与していくか、今後の成長を応援したいと思います。