StrolyがJPYCを導入、観光業を支える新たな仕組みを構築

StrolyがJPYCを採用、観光業の新たな支援体制を構築

株式会社Strolyは、運営するイラストデジタルマップ『Stroly』にJPYC株式会社が発行するステーブルコイン「JPYC」を導入することを発表しました。これにより、観光地や地域イベントの運営者は支援を受けやすくなり、地域振興に寄与することが期待されています。

ステーブルコイン「JPYC」とは？

JPYCは、日本円に1:1でペッグされたステーブルコインで、裏付け資産として日本円の預貯金や国債を利用して安定性を確保しています。この仕組みは、個人が安心して使用できる通貨としての特性を生かし、新たな寄付や投げ銭の手段を提供します。

Strolyのイラストデジタルマップとは？

Strolyのサービスは、地域の魅力を視覚化するイラストを通じて、観光施設やイベント情報を提供するマッププラットフォームです。利用者は、地図上で情報を探し出し、自分だけのカスタマイズマップを作成することが可能です。このユニークなアプローチは、ただの地図以上の体験を提供します。

地域経済の循環を促進

JPYCの導入によって、Strolyを利用する企業や地域イベントの運営者は、訪問者からの支援が容易になります。例えば、観光客は、現地で直接行われているイベントにJPYCで寄付を行うことができ、地域の活性化に直結します。これにより、様々なイベントMCや地域事業者が新たな資金源を得るチャンスが広がります。

今後の展望

Strolyは、JPYCとの連携を記念して、岡部典孝氏をStrolyオフィスに招き今後の展開について意見を交わしました。高橋真知社長は、「人の心を動かす地図」という理念を持ち、地域と人とのつながりを重視した新しい仕組みの構築に意欲を示しています。このコラボレーションは、今後の観光業、地域経済に大きな影響を与えることでしょう。