大阪・関西万博シンガポールパビリオンが夢をつなぐ
2025年の大阪・関西万博に向けて、シンガポール政府観光局はパビリオンの展示内容を発表し、注目を集めています。パビリオンのテーマは「ゆめ・つなぐ・みらい」。26カ国以上の参加が予想される中、シンガポールはその名を誇る「Little Red Dot(小さな赤い点)」を体現した、ユニークな展示で訪問者を迎え入れます。
サニー:ドリームメッセンジャー
パビリオンに展示されるキャラクター、ドリームメッセンジャーのサニーは、シンガポールの特産、クリムゾン・サンバードをモチーフにした存在です。この小柄で活発なサニーは、人々に夢を持ち、その実現に向けて第一歩を踏み出すきっかけを提供する役割を担っています。サニーのビジュアルには、シンガポールの文化を象徴する色彩とデザインが取り入れられており、訪問者に親しみやすさを与えています。
夢を形に:展示の内容
シンガポールパビリオンでは、夢の集合体である「ドリーム・スフィア」という赤い球体のデザインがパビリオンの中心に位置しています。これはシンガポールの独立60周年にちなんだデザインであり、夢をテーマにした様々な体験が用意されています。
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第1章:夢の共有 では、アニメーションやアートを通じて、シンガポールから始まる未来への夢やその過程が紹介されます。
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第2章:トーキング・ツリー では、シンガポールと自然との共存をテーマにした物語が聞ける体験を提供。ここでは、訪問者が動植物と調和しながら未来の都市を描くことに触れられます。
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第3章:ドリーム・リポジトリ では、訪問者が自分の夢を「ドリーム・ディスク」に描くことで、シンガポールに集まる夢がどう未来を変えていくのかを表現。夢は個々の力であり、それを社会に還元する機会がここにあることが強調されます。
特に注目すべきは、サニーを通じた「シンガポールパビリオンで一緒に夢を!サニー折り紙キャンペーン」です。このキャンペーンでは、参加者が折り紙でサニーを作り、その写真をSNSで共有することで、多くの夢がシンガポールパビリオンに届けられるという仕組みです。
60周年記念プロジェクトと連動
パビリオン内のShiok!カフェでは、「60周年に向けた夢」というプロジェクトによる60の夢が展示されます。これは、シンガポール自然協会や若者を対象としたグループが集めたビジョンで、60枚のディスクに夢が描かれたインスタレーションです。
サニーがドリームメッセンジャーとしての役割を果たし、夢を見ることの重要性を広め、より良い未来を形作ることに貢献する様子が楽しめます。この取り組みは、全世界の訪問者が夢を持ち続け、それを実現するための具体的なアクションに繋がるよう促しています。
大阪・関西万博の参加について
シンガポール政府観光局は、2025年の大阪・関西万博への参加を通じて、シンガポールの文化と観光資源を広め、国際的な理解を深めることを目的としています。この機会に、夢を見つけ、共に育てていく重要性を訪問者に伝える絶好の場でもあります。パビリオンの体験を通じて、シンガポールの魅力を発見してください。
まとめ
シンガポールパビリオンが提案する夢をつなぐ体験や、サニーを活用したキャンペーンは、これからの未来を見据えた素晴らしい試みです。この機会に多くの方々が参加し、自らの夢を描くことができる場として、楽しみにされています。