新しい教育の形を探る
令和時代が進化する中、教育の現場も変革を求められています。最近、株式会社NIJINが主催する「令和の一斉授業!シン・国語セミナー」が開催され、多くの教員が集まり新しい学びのスタイルを模索しました。このセミナーは、対面とオンラインを融合したハイブリッド形式で行われ、多様な教育方法に挑戦する機会を提供しました。
セミナーの概要
2025年1月11日(土)、東京都江東区のNIJIN本社で行われたこのセミナーは、「個の学び×協働的な学び」をテーマにしており、参加者は国語授業の改善に向けた具体的な手法を学びました。メインのプログラムには、著名な教育者である中野先生による講座や模擬授業、国語授業ワークショップが含まれていました。
参加者は、小学校の6年生向けに設計された国語教材をもとに、子どもが主役になる授業について活発な議論を交わしました。このように、参加者が積極的に意見を交わすことで、令和の授業スタイルを実現するための具体的なイメージが形成されました。
参加者の声
参加者から寄せられた声には、全国的な教育現場での真剣な学びの意欲が表れていました。以下にいくつかの声を紹介します。
- - 「個別最適な学びを更に追求していく中で、授業スタイルの多様性が必要であると気づかされました。子どもに合ったスタイルを模索する力を身につけたいと思います。」
- - 「中野先生が言った『子どもによって授業スタイルは異なる』という言葉が印象に残りました。オーソドックスな手法にとらわれず、子どもたちが考え、発言する機会を重視する授業を心掛けます。」
- - 「オンライン参加だったにもかかわらず、内容が充実しており、どこにいても学びの機会が得られることの素晴らしさを実感しました。対話を重視した国語授業のヒントを得ることができ、大変満足です。」
- - 「中野先生が提唱した『生徒に委ねる授業と教師主導の授業のバランス』に関する考え方は、私にとって新たな学びでした。これからは多様な授業スタイルを取り入れて、授業を進化させていきたいです。」
参加者の声から読み取れる共通点は、「子どもの見取り」と「多様な授業スタイルの必要性」にありました。各教員が新たな視点を得ることで、今後の授業改善に繋がると期待されます。
アフターイベント
セミナー終了後には、参加者と授業てらすの代表がインスタライブで対談を行い、参加者の熱意や学びを温かく共有しました。このようなアフターイベントも、参加教員に貴重な情報を提供し、交流の場を広げています。
授業てらすについて
授業てらすは、全国47都道府県から500名以上の小・中学校教員が利用するオンライン研修プラットフォームで、子ども主体の授業を実施するための独自メソッドを提供しています。利用者の96%は、授業力向上や児童生徒へのポジティブな影響を実感しています。
このセミナーは、教育現場の変革が急務である中で、参加者にとって新たな気づきを得るための貴重な機会となりました。今後も、より良い授業づくりを目指す全国の教育者のために、セミナーや研修が開催されることを期待しています。