新AIオペレーター
2025-05-21 14:17:57

AIオペレーター「miraio」誕生!コールセンターを変革する新時代の技術発表会

AIオペレーター「miraio」誕生!


2025年5月20日、東京でアップセルテクノロジィーズ株式会社と株式会社pluszeroが共同開催したのは、AIオペレーター「miraio」のローンチ発表会です。これまでのコールセンターの常識を覆す、この次世代型AIオペレーターの登場は、業界に新たな風を吹き込むことでしょう。

「miraio」の特長


「miraio」は、特許技術を駆使したトークスクリプト自動生成機能と、膨大な音声データに基づく商用ノウハウを融合させています。その根幹には、プラスゼロが開発した「AEI(Artificial Elastic Intelligence)」があり、人間のような意味の理解能力を持つことが大きな特徴です。この技術により、誤回答を極力減少させ、顧客対応の質を向上させることが可能となります。

特に、AIビジネスライセンス「PUT」を採用することで、高度な言語処理や対話能力を実現。これにより、顧客のニーズを的確に捉えることが出来るのです。

コールセンターの課題解決


コールセンター業界は、以下のような大きな課題を抱えています。
1. 応答率の限界
コールセンターの応答率が80〜90%であるため、すべての問い合わせに対応することは難しい現状があります。特に、忙しい時間帯には応答が遅れ、顧客を待たせてしまうことが常態化しています。

2. 放棄呼問題
顧客がオペレーターにつながらずに諦めてしまう「放棄呼」は、売上機会の損失を引き起こします。調査によれば、70%の顧客が音声ガイダンスや自動応答途中での諦め経験があるとのことです。

3. カスタマーハラスメント
悪質なクレーマーへの対応は、オペレーターに大きな精神的負担を強い、業界全体で人手不足を招く要因でもあります。

「miraio」はこれらの問題を解決すべく開発され、実際に行われたデモによってその有用性が示されました。飲食店での予約シーンを想定した対応では、予約受付からコース内容の説明、アレルギー対応まで一連の流れをスムーズに行うことができました。

運用面での柔軟性


「miraio」と人間オペレーターのコラボレーションの柔軟性が強調された点も特筆すべきポイント。顧客との対話は管理者がリアルタイムでモニタリングし、必要に応じて人間が介入できる体制を整えています。これにより、顧客は自分のニーズに応じて適切な対応を選択できるという新しい体験が実現します。

今後の展開


「miraio」の適用場面は、コールセンターや飲食店予約だけに留まりません。通販、インフォマーシャル、顧客フォローなど多岐にわたる利用が見込まれています。さらに、デジタルヒューマン「virddy」との連携も計画されており、対面接客領域での利用も視野に入れています。

たとえば、ドライブスルーでの注文受付や金融機関の問い合わせ窓口を「miraio」で効率化するなど、幅広いシチュエーションでの活用が期待されています。

プラスゼロの「AEI」技術は、高い信頼性が求められる分野への進出や、労働力不足が深刻な領域においても「仮想人材派遣」としての活用が計画されています。製造業での自動テスト、IT運用保守、金融業界などへの展開が期待され、今後の進捗が注目されます。

今、AI技術が一歩踏み出し、顧客との新しい接点を構築し始めたのです。未来を見据えたAIオペレーター「miraio」の動向から目が離せません!


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会社情報

会社名
アップセルテクノロジィーズ株式会社
住所
東京都豊島区西池袋5-26-19 陸王西池袋ビル6階
電話番号
03-5986-0777

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