岡山大学主催の公開シンポジウム「ワンヘルス」
岡山大学が日本学術会議と連携して開催する公開シンポジウム、「ワンヘルス~未来を創る世代とともに考える~」が2024年8月8日に行われます。このイベントは、岡山大学津島キャンパス内の共育共創コモンズで、またオンライン形式でも参加可能です。
シンポジウムの意義
本シンポジウムでは「ワンヘルス」というテーマに基づいて、人間、動物、環境という三つの要素がどのように関連し合っているのかを考え、持続可能な開発目標(SDGs)に則った解決策を模索します。気候変動や食糧問題、少子高齢化、バリアフリーなど、今日の社会が直面している課題に対し、科学の力を活かした取り組みを見つけていくことが目的です。
日時と場所
シンポジウムは2024年8月8日(木)の13:00から15:30まで開催されます。対面参加は300人、ウェビナーには500人まで参加できる定員がありますので、事前の申し込みが必要です。詳細な場所は、岡山県岡山市北区津島中3丁目1-1、岡山大学津島キャンパス内の共育共創コモンズです。
プログラム概要
シンポジウムのプログラムは以下の通りです:
- - 開会の挨拶:磯博康 副会長と那須保友 学長
- - 講演:
- 13:10「気候変動下で水災害と食糧問題に立ち向かうには」- 辻本久美子
- 13:25「環境に配慮したスマート化で農業は強くなる」- 髙山弘太郎
- 13:40「出産・子育ての希望をかなえるワンヘルス社会へ」- 牧尉太
- 13:55「人生100年時代、ペットの寿命も延びるのか」- 水野理介
- 14:10「日本に「障壁のない世界」を創る」- 片岡祐子
- 14:25「新たに出現した人獣共通感染症に挑む」- 米田美佐子
- 14:45からのセッションでは、講演者と学生パネリストが参加し、これまでの発表内容を受けた意見交換が行われます。
- - 閉会の挨拶:15:30に尾崎紀夫 特任教授が締めくくります。
参加方法
参加希望の方は、
こちらの申込みページから無料でお申し込みください。
まとめ
「ワンヘルス」の理念をもとに、多領域にわたる課題について具体的な対策を議論するこの機会に是非、多くの方にご参加いただき、次世代の健康社会を共に考えていきましょう。岡山大学が提案するこのシンポジウムを通じて、私たち一人一人が持続可能な未来へ向けた行動を起こすきっかけとなることを期待します。