ロボットハンド革新を語る特別セミナー
株式会社Thinker(シンカー)は、近接覚センサーTK-01が『ロボット大賞』の優秀賞を受賞したことを祝し、特別セミナーを開催します。このセミナーでは、同社取締役であり、大阪大学助教でもある小山佳祐が登壇し、開発の背景や目指す未来について語ります。
セミナー詳細
- - 日時: 2024年11月20日(水)14:00~15:00
- - 配信方法: Zoom
- - 参加料: 無料
- - 登壇者: 小山佳祐(Thinker取締役、大阪大学基礎工学研究科助教)
参加方法はWebから簡単に申し込むことができ、画像や音声をオフにして気軽に参加できます。
日本の製造現場で求められるロボットハンド
日本の製造業界は人手不足が深刻で、協働ロボットの導入が急務です。特にロボットハンドには自律的な動作や柔軟な対応能力が求められます。近接覚センサーはこの課題を解決するキーテクノロジーとなります。このセンサーを活用することで、ロボットは従来難しいとされていた作業も遂行可能になります。
小山佳祐のプロフィール
小山佳祐は1989年生まれ、和歌山出身。和歌山工業高等専門学校を卒業後、東京大学で博士号を取得し、さまざまな研究機関での経験を経て2019年から大阪大学に勤務しています。彼は、ロボット技術の進化を促進するために、Thinkerを設立し、ロボットの自律性向上に剛腕を振るっています。
受賞した近接覚センサーTK-01
TK-01は、カメラを用いずに赤外線とAIを駆使して物体の位置や形を高速かつ高精度に把握できます。この革新的なセンサーによって、従来の産業用ロボットでは不可能だった鏡面や透明物質の取り扱いが可能になりました。これにより、作業現場でのピックアップ精度が格段に向上し、ティーチングの工数を大幅に削減することができます。873社以上からの引き合いがあり、現在も60社以上とコラボレーションを進めています。
未来のロボットハンド
Thinkerが開発中の「Think Hand F」は、カメラに頼らずに物体の形状に合わせてモノを掴むことが可能です。このシステムは、ロボットを自らの判断で動かす能力を持たせることで、従来の自動化システムとは一線を画すものとなるでしょう。
まとめ
このセミナーは、ロボット技術に興味を持つすべての人に開かれています。未来の製造現場を変革する精密なロボットハンドの進化を、ぜひこの機会に一緒に学びましょう。申し込みは
こちらから。