京都の新たなアート体験、Artgeneと細見美術館のコラボレーション
2023年、京都に位置する細見美術館の秘蔵コレクションが、画期的なオンラインプラットフォームArtgeneを通じて家庭に届けられることになりました。この新たな試みを通じて、多くの人々が美術館の名品に手軽にアクセスできるようになります。
Artgeneとは
Artgene(アートジーン)は、アート作品をオンラインで販売できるマーケットプレイスです。出品者は自分の作品を簡単にアップロードし、独自の額装シミュレーターを利用して様々なスタイルにカスタマイズしたアートを販売することができます。作品が購入されると、アート印刷とフレーム加工が最高のクオリティで施され、購入者に届けられます。2021年からの運営で、すでに約5,000点以上の作品を取り扱っており、アート愛好者にとって新しい出会いを提供しています。
細見美術館の名品をご紹介
Artgene内に開設された細見美術館コレクションでは、伊藤若冲をはじめとする日本の名作たちがラインナップされています。例えば、若冲の『雪中雄鶏図』、酒井抱一の『桜に小禽図』、鈴木基一の『藤花図』、神坂雪佳の『白鳳図』など、貴重な作品が揃っています。これらの作品は、サイズ、額縁、用紙などを自由に選んでカスタマイズし、自分だけのスタイルで楽しむことができます。
- - 購入価格: ¥26,560(税込)から
- - サイズ展開: S、M、Lの3種類
- - エディション: オープンエディション
新しいアートとの関わり方
コロナ禍が続く中、私たちは美術館に訪れる機会が減少し、アートに直接触れることで感じられる豊かさが減ってしまいました。そこで、Artgeneは「おうち時間」を楽しむための新しい方法を提供します。美しいアートを家庭に取り入れることで、自分の好きな空間を創出し、心のゆとりを持ちながら楽しむことができます。
さらに、Artgeneで購入された作品の売上の一部は、細見美術館の文化財保存に役立てられます。これにより、美術館とアート購入者が共にアートの未来を支える取り組みへと発展します。
細見美術館の魅力
細見美術館は1998年に京都市に設立。実業家である故細見良氏が収集した多様な日本美術コレクションが魅力です。特に平安・鎌倉時代から江戸時代にかけての優れた作品が揃っており、内外から高い評価を受けています。館内では美術品だけでなく、茶道に関連する美術や神道・仏教美術も展示されており、日本文化の深さを感じることができます。
Artgeneの運営
Artgeneは、株式会社アーテファクトリーが運営。高精細複製画技術を基盤に、美術館やクリエイターと協業し、アートの新たな販売チャネルを構築しています。彼らの取り組みは、アートに関心のあるすべての人々に影響を与え、アート市場の活性化を図っています。
最後に
Artgeneによる細見美術館の名品コレクションは、アートと人々の距離を縮め、より多くの人々に美しさを提供する試みです。美術館が擁する貴重な作品を家庭で楽しむ機会が広がることで、心豊かで充実した時間を過ごすことができるでしょう。ぜひ、この機会にArtgeneを訪れてみてはいかがでしょうか。アートの魅力をもっと身近に感じ、日常生活に彩を添える素晴らしい体験が待っています。