ポーラ・オルビスホールディングス、AWS Top Engineersに選出
ポーラ・オルビスホールディングスからクラウド推進エンジニアが、アマゾン ウェブ サービス(AWS)の「2025 Japan AWS Top Engineers」に選ばれました。本記事ではその背景や選出者の活動について詳しく紹介します。
選ばれたエンジニアについて
選出されたのは、株式会社ポーラ・オルビスホールディングスのグループデジタルソリューションセンターに所属する、クラウド推進エンジニアの瀬山政樹氏です。彼は監視オペレーターとしてキャリアをスタートし、システムインテグレーター(SIer)でオンプレミス環境のインフラエンジニアとして運用・保守、設計・構築の業務を経験した後、2022年にポーラ・オルビスに入社しました。
瀬山氏は日常的に、社内のクラウド利用を安全かつ簡単に行うための施策を考え、実行しています。彼の主な活動には、社内ミーティングの企画や運営を通じた技術知識の共有、複数のプロジェクトで行う技術支援などがあり、これらの努力が今回の選出につながったと考えています。彼の目標は、社内にクラウドに精通した人材を増やし、現場での改善活動をより迅速に進めることです。
ポーラ・オルビスのDX推進の取り組み
ポーラ・オルビスグループは、長期経営計画「VISION 2029」に基づき、多様化する「美」の価値観に応えるべく事業成長を目指しています。その一環として、IT機能を統合した専門部署、グループデジタルソリューションセンター(GDSC)を2022年に設立し、積極的なデジタルトランスフォーメーション(DX)推進に取り組んでいます。
特に2023年7月には、経済産業省に認定されるDX認定業者に選ばれるなど、成果が顕著です。さらに2024年4月にはAWS社とのパートナーネットワーク(APN)に参加し、「AWSセレクトティアサービスパートナー」として認定されるなど、クラウド活用と人材育成の強化にも力を注いでいます。
AWSにおけるエンジニアの特別な称号
「Japan AWS Top Engineers」とは、AWS Partner Network (APN)に参加する企業の中で、特定のAWS認定資格を有し、技術力を活かしてビジネス拡大に貢献したエンジニアを対象とした表彰プログラムです。選ばれたエンジニアは、AWS Japanによる審査を経て、特別な称号が授与されます。これにより、技術力の高いエンジニアが業界内での存在感をアピールする機会が提供されます。
未来に向けた展望
ポーラ・オルビスは今後も「ビューティー×テック」という独自の価値創造に向けた取り組みを続け、業界のトップランナーとしての地位を確立していく方針です。デジタル技術を駆使し、顧客のニーズに応える製品やサービスの提供を目指して、さらなる発展を遂げることでしょう。私たちは同社の今後の成長に注目し、その成果を見守っていきたいと思います。