令和7年度非核平和展が姫路市で開催
今年の夏、姫路市平和資料館の多目的展示室で「令和7年度非核平和展」が開催される運びとなりました。期間は7月12日(土曜日)から8月31日(日曜日)までの約1か月半にわたり、平和について考える貴重な機会となります。
展示の時間と休館日
展覧会は毎日、午前9時30分から午後5時まで開かれており、入館は午後4時30分まで可能です。ただし、毎週月曜日は休館日になっており、祝日の場合は翌日に振替えます。また、7月22日(火曜日)や8月12日(火曜日)は特別開館するため、訪れるのに良い機会です。
展示内容のハイライト
この非核平和展では、以下のような様々な展示が行われます:
- - 原爆写真ポスター:広島平和記念資料館所蔵の写真ポスターが30点展示され、原爆の悲劇を伝えます。
- - 原爆の絵:こちらも広島平和記念資料館からの提供で、複製画が35点登場します。
- - 被爆写真パネル:長崎原爆資料館から借用した30点の写真パネルが展示されます。
- - 若者の思い:姫路市の小・中学生、高校生が表現した平和への思いを示す書道や絵画作品が約270点展示され、次世代へのメッセージが込められています。
- - アニメビデオ上映:子供たちにも平和の大切さを伝えるため、「太陽をなくした日」と「いわたくんちのおばあちゃんーぼく、戦争せんけえねー」といったアニメビデオが上映されます。
- - 都築正男博士の紹介:原爆症治療の父として知られる都築正男博士に関する紹介コーナーも設けられ、戦後の医療の進展にも目を向けさせられます。
資料協力には広島平和記念資料館と長崎原爆資料館が名を連ねています。
参加費について
この平和展への入場は無料ですが、常設展示室の観覧には別料金が必要です(一般250円、小・中学生は50円)。
また、特定の日は無料開放が行われ、7月22日(火曜日)平和の日と8月15日(金曜日)終戦記念日には常設展示室も無料で観覧可能です。さらに、特定の手帳をお持ちの方や姫路市に住む65歳以上の高齢者は、証明書の提示で無料になります。小・中学生は、どんぐりカードまたはココロンカードの利用で無料となるため、地域の若者にも優しい取り組みとなっています。
終わりに
「非核平和展」は、平和の大切さや過去の教訓を後世に伝える貴重な機会です。家族や友人と共に訪れ、多くの人々と感じていただきたいと思います。姫路市での平和への思いを確認する貴重な機会をお見逃しなく!