HENNGE OneとHULFT Squareの連携がもたらす新たな業務効率化

HENNGE OneとHULFT SquareのAPI連携とは？

HENNGE株式会社は、新たにIDaaS「HENNGE One」の「Identity Edition」と、株式会社セゾンテクノロジーが提供するクラウド型データ連携プラットフォーム「HULFT Square」のAPI連携をスタートしました。この連携によって、企業が抱えるセキュリティリスクを低減しつつ、業務の運用負荷を軽減することが可能になります。

HENNGE Oneは、SaaS利用企業におけるセキュリティ向上を支援するクラウドセキュリティサービスで、その中でも「Identity Edition」はアクセス管理やシングルサインオンの機能を有しています。これにより、システム管理者はより安心して業務を進めることができるようになります。

2023年6月にHENNGE OneのAPIが公開され、外部システムとの連携が可能になったことは、業務の効率化へとつながります。

HULFT Squareとは？

このHULFT Squareは、分散したデータをシステムや地域を跨いで連携する機能を持つiPaaSです。「HULFT Square」は多様な環境にあるデータを集約し、業務のフローを円滑に進めるための助けとなります。

HULFT Squareが集めた情報は、HENNGE Access Controlに送信され、ユーザーアカウントの設定やデバイス証明書の発行が自動化されます。これは業務を大幅に効率化する手段となり、特に多くのデータを扱う企業や組織にとって重要です。

本連携による期待されるメリット

この機能連携による具体的なメリットは多岐にわたりますが、主なものは以下の3点です：

1. 業務フローの簡素化：データの集約及び各種アカウント設定を自動化することで、日常的な業務の煩雑さを減らします。HULFT Squareユーザーは、HENNGE One連携アプリケーションを利用することで、簡単にデータの連携を実現できます。

2. セキュリティリスクの低減：誤った設定や証明書の配布に起因する不正アクセスのリスクを減らすことが可能です。これにより、企業は安心して業務に専念できます。

3. 業務の効率性向上：従業員の生産性が向上し、結果的に組織全体の効率が上がります。特にリモートワークや多様な働き方が一般化している現在では、こうした自動化が重要なポイントとなります。