企業サイトの隠れた売上ロスを見える化します
株式会社よむべえが新たに発表した『ミエカタ ユニバーサルデザイン診断サービス』は、企業のWebサイトにおける見えない売上ロスの根本原因を特定し、改善のための判断材料を提供するサービスです。視覚障害当事者の視点を活かして診断を行い、サイト利用者がどのように情報を取得し、判断し、行動するかに注目した取り組みです。
多くの企業サイトでは、必要な情報が掲載されているにも関わらず、利用者がその情報にたどり着けずに離脱してしまうことが少なくありません。例えば、「どこに必要な情報があるのかわからない」、「次に何をすべきかがわからない」などの理由で、利用者はサイト離脱を選択します。このような現象は、売上機会の損失につながり、最終的には企業の収益を圧迫しています。『ミエカタ』は、こうした見えない売上ロスの本質を解明し、企業の業務効率改善に寄与します。
問い合わせの質を向上させるサービス
『ミエカタ』では、単に問い合わせ数を減少させることを目的とするのではなく、利用者が自ら必要な情報を理解し、その上で的確な問い合わせを行える状況を構築することに注力します。これにより、顧客満足度の向上と対応品質の均一化が期待できます。
例えば、一部の改善施策が実施された結果、問い合わせ数の減少やコンバージョン率(CV)の改善が見られたケースもあることから、その効果が実証されています。このように、『ミエカタ』は、利用者への配慮を実現しつつ、企業の利益を最大化させるための新しいアプローチを提供しています。
視覚障害者をターゲットにした新たな市場
視覚障害者のインターネット利用率は94.1%に達しており、彼らは潜在的な顧客として重要な存在です。しかし、情報にアクセスできずに離脱してしまうことが多く、これが企業にとっての無意識の取りこぼしを生み出しています。『ミエカタ』は、企業のマーケティング担当者が把握しにくい「コンバージョンに至らなかった理由」を可視化し、企業のWebサイトやアプリの改善に役立てます。
利用実態に合ったWebサイト設計
視覚障害者は、スクリーンリーダーなどの技術を駆使してWebサイトを利用しますが、企業がその実状を理解していないケースが多く、Webサイトの設計が不十分です。これにより、顧客の離脱が進み、企業は貴重なビジネスチャンスを失っています。『ミエカタ』では、視覚障害者がどの段階で情報取得が止まり、どこで判断ができなくなるのかを特定することで、Webサイトの設計改善に繋げています。
無料相談の提供
さらに、企業の担当者向けに、30分の無料相談を通じて現在のWebサイトの課題を整理し、具体的な改善策を見つける手助けをしています。最近、企業が予算検討を行う前や、改善順位を決定する前に現状確認を希望するケースが増えています。この無料相談を利用することで、企業は今すぐにでも改善の一歩を踏み出すことができるでしょう。
一貫したサポート体制
『ミエカタ』は、単なる診断ツールではなく、企業が実践的な改善を行うための基準を提供します。相談から現状把握、視覚障害者による実際の検証まで、段階的にサポートする体制が整っています。また、対象とする範囲はWebサイトだけでなく、アプリケーションや商品情報の設計にも及びます。視覚障害の方々との接点を大切にすることで、企業は新たな顧客層を開拓し、ビジネスチャンスを逃すことなく持続可能な成長を実現できるのです。
未来を見据えた設計思想
『ミエカタ』の意義は、既存のサイトの改善に留まらず、視覚障害者の視点を反映した設計思想を持つことです。従来のアクセシビリティ対応ではなく、初期設計の段階からこのようなアプローチを取り入れることで、持続的な成果を生み出す基盤を築くことが期待されています。
株式会社よむべえは、これからも視覚障害者の生活を豊かにする製品を提供し、すべての人が平等に社会に参加できる未来を実現するために邁進していきます。