サイオステクノロジーが提供する新サービス
サイオステクノロジー株式会社(東京都港区、代表取締役社長:喜多伸夫)は、オープンソースソフトウェア(OSS)利用の安全性向上を目的とした新サービス「サイオスOSS検証サービス」と「サイオス脆弱性レポートサービス」を2025年6月1日より提供開始します。これにより、企業がOSSを安心して利用できる環境を整え、セキュリティリスクの軽減をサポートします。
サービス提供の背景
OSSは現在、ソフトウェア開発に必要不可欠な存在となっていますが、一方で利用時の課題も多く報告されています。独立行政法人情報処理推進機構が発表したレポートによると、OSSのメンテナンスや運用に不安を抱える企業が多数存在し、会社に明確なルールやポリシーがないことも懸念されています。このような背景から、サイオステクノロジーはこれまでのOSSサポートサービス「サイオスOSSよろず相談室」に新たなサービスを追加し、企業のOSS活用をさらに強化することを決定しました。
サイオスOSS検証サービス
概要
本サービスは、顧客企業が抱えるOSSに関する課題の解決を目的とした技術検証サービスです。具体的には、技術検証結果をレポートとして提供し、個別の説明会も実施可能です。開発段階のPoC作業支援や新規OSSの導入検討に伴う組み合わせ検証も受け付けています。
特徴
- - OSSのアップグレードや代替OSSへの移行、OSアップグレードによる動作検証におけるコスト削減が期待されます。
- - エンジニアの不足を補い、迅速な検証作業を提供します。
- - サイオステクノロジーの検証環境を利用しての検証作業が可能です。
- - スポット契約が可能で、短期間で調査結果をお届けします。
料金
料金は依頼内容により異なるため、個別見積もりが必要です。詳細は
こちらからお問い合わせください。
サイオス脆弱性レポートサービス
概要
このサービスでは、利用しているOSSに対して、発生した脆弱性をまとめたレポートを定期的に提供します。対象となるOSSは15種で、各バージョンごとの脆弱性情報を整理しています。
特徴
- - 定期的に脆弱性情報を取得し、システムのセキュリティリスクを削減します。
- - サイオステクノロジーの見解を加えた詳細なレポートで、原因や対応策についての情報を得られます。
- - 脆弱性情報収集にかかる時間を短縮し、人的リソース不足を解消します。
レポートの概要
対象OSSの脆弱性情報は月に1回更新され、重要度が高い情報を中心に提供されます。内容には「重要度」「CVSS Score」「発生条件」「想定される攻撃と被害」「対応バージョン」「回避策」「関連情報」などが含まれ、細かな情報を得ることが可能です。
料金
レポートの料金も対象OSS数によって変動するため、こちらも個別見積もりが必要です。詳しくは
こちらで確認できます。
さらなる展開
今後、サイオステクノロジーは新サービスの拡充を進め、対象となるOSSの数も増やしていく予定です。企業がOSSを利用する際の課題を明確にし、安心して運用できる体制を構築することで、ビジネスの安全性や効率性を向上させていきます。
サイオステクノロジーについて
サイオステクノロジーは、Linuxを基盤としたオープンソースソフトウェアの技術を活かし、ソフトウェア開発、SaaSの提供などを行っています。クラウドやAI技術にも注力しており、今後も革新を続けていきます。詳しくは
こちらをご覧ください。