沖縄オープンデイズ2025での基調講演
2025年12月3日から5日の間、沖縄県那覇市で開催される「Okinawa Open Days 2025」に、株式会社KDDIテクノロジーのCTO、嶋是一が登壇することが発表されました。このイベントは一般社団法人沖縄オープンラボラトリが主催し、最新の技術動向やデジタル社会についての議論が交わされる場となります。
登壇概要
- - イベント名: Okinawa Open Days 2025(OOD2025)
- - 会期: 2025年12月3日(水) ~ 5日(金)
- - 会場: 沖縄県市町村自治会館(那覇市旭町116-37)
- - 主催: Okinawa Open Days 2025実行委員会
- - 登壇日時: 2025年12月5日(金)13:30-14:15
講演内容
嶋は「開発が変わる!ミライが変わる!生成AIのイマ」というテーマで講演を行う予定です。この講演では、生成AIがもたらす影響について深く掘り下げ、私たちの生活やビジネスの在り方をどのように変えていくのかを語ります。生成AIは、今後の活動において重要なプラットフォームとなり、既存の開発プロセスやアプリケーションの役割を再定義する可能性を秘めています。
嶋是一氏の見解
嶋は、生成AIの急速な進化がITの未来をどう変えるかについて強い関心を抱いています。彼は、「生成AIによって、様々な活動が新たな方向性を持ち始める」と指摘します。特にアプリケーションのユーザーインターフェース(UI)の在り方や、プログラマーという職業の定義が変化することに注目しており、これが新たな学びのスタイルを生むとも語っています。
彼の言葉を借りれば、「AI駆動の開発が進む中、人々がどのようにデバイスを利用し、学んでいくのかが大きな変化を迎える」というのです。それに伴い、学生や初心者が生成AIを使って開発スキルを独自に獲得する事例も増えていくことでしょう。
嶋是一プロフィール
嶋は1969年に広島県で生まれ、筑波大学大学院を修了後、国内の大手電子機器メーカーでキャリアをスタートさせました。その後、2012年にKDDIテクノロジーに入社し、2021年に最高技術責任者に就任しました。現在は、モバイル、インターネットの技術普及、人材育成に力を入れながら、様々な技術開発プロジェクトを推進しています。
著書には、「Google Android入門」や「5G教科書」など、多くの関連書籍があります。彼の豊富な経験と知識が、沖縄のイベントでどのように活かされるのか、非常に楽しみです。
すでに登壇が決定している中山達也副部長も、KDDIテクノロジーがどのように技術を通じて未来を切り開こうとしているのかについて、具体的な事例を交えながら伝える予定です。中山は、技術で人と人をつなぐために挑戦している姿勢を強調し、このイベントが参加者にとって未来への新たな視点をもたらす機会となることを願っています。
沖縄での「Okinawa Open Days 2025」は、技術の進化とそれに伴う社会の変化について考える貴重な場となることは間違いありません。多くの参加者が新しい知見を得るとともに、未来へのイメージを描く機会となることでしょう。