さとのば大学が提案する新たな学びのスタイル
地域を旅する新しい形の大学、さとのば大学が2025年の夏、オンラインで高校生向けの講座『わたし発見ラボ』を初めて開催します。近年、大学入試における「総合型選抜」が注目されており、自己理解や自己表現の力が求められています。この講座では、自分自身を語る力を高め、未来の進路選択に向けた基盤を築くことを目指します。
総合型選抜の重要性とは?
大学入試が進化する中、特に注目されているのが総合型選抜です。文部科学省の調査によれば、この選抜方式を利用する受験生は2025年度には約92,000人に達する見込みで、これは急激な増加を示しています。ここで求められるのは、学力だけではなく、「自分はどんな人間なのか?」といった自己理解や、進学を希望する理由をしっかりと持ち、それを伝える力です。
高校生のために考えられたカリキュラム
『わたし発見ラボ』は、そんな高校生が自らの経験や強みを深く掘り下げるために設計されています。2日間にわたって集中的に行うこのプログラムは、興味や好きなことを分析し、自分の言葉で自分を伝える力を育てるカリキュラムが組まれています。
1日目「自分を知る」
- - 総合型選抜を理解する: 受験で求められる力と、評価されるポイントを学ぶ。
- - 経験を掘り起こす: 自分の過去の出来事から「私らしさ」を見つけ出す。
- - 好きと得意を言葉に: 自身の強みを整理し、伝える準備を行う。
2日目「自分を伝える」
- - 大学が求める人を知る: 学びたい大学で自分がどのように貢献できるかを探る。
- - 想いを言葉に: 自分の言いたいことを効果的に伝える技術を学ぶ。
- - 1分間の自己PRを作成: 短時間で自分を印象づけるプレゼンテーションを考え、実践する。
参加しやすいプログラム設計
この講座は、忙しい高校生活の中でも参加しやすいようにオンラインで開催され、費用対効果も高く設定されています。参加費はたったの5,000円で、受講後には質問や相談の時間も設けられています。
受講対象者と日程
受講の対象は高校3年生ですが、意欲的な高校2年生も参加できます。開催日は2025年の8月11日と12日、または19日と20日で、各期ともに定員は50名です。申し込みは公式サイトから可能で、締切は各期の前日となります。受講生たちは充実した時間を過ごし、自分自身を見つめ直すことができるでしょう。
さとのば大学とは?
さとのば大学は、地域でできる新しいスタイルの学びを提供する大学です。学生たちはプロジェクト学習を通じて地域と繋がりながら、自分自身や社会との関わりを深めていきます。コースや学びの方法も多岐に渡り、学生一人一人が自らの未来を切り拓くための力を養っています。
未来に向けた一歩を踏み出すために、ぜひこの講座に参加し、自己理解を深めてみませんか?