エドゥアール・ドロネーが日本に上陸！その魅力とは

エドゥアール・ドロネーが日本に上陸する背景

フランスのワイン産地ブルゴーニュにある名門ワイナリー、エドゥアール・ドロネーのワインが、2025年7月から日本での販売を開始します。株式会社アルカンは、日本での新たなワインの取り扱いを決定し、ワイン愛好者や飲食店に新しい選択肢を提供します。

歴史あるメゾンの物語

1893年に設立されたエドゥアール・ドロネーは、当初は小さなブドウ畑からスタートしましたが、瞬く間にその品質の高さで名を馳せることとなりました。特に、ブルゴーニュワインの発展に寄与したシュヴァリエ・デュ・タストヴァンの創設や、エリゼ宮晩餐会でのワイン提供、大手旅行会社での取扱いなど、名声を確立してきました。しかし1990年代初頭、長い歴史の中で一度は途絶える危機を迎えました。

ましてや、2017年には5代目のローラン・ドロネーが現当主として再起を図り、多くの経験を積んだ後、ファミリーのルーツであるニュイ・サン・ジョルジュ“シャトー・シャルモン”に再び拠点を移しました。この新たな始まりはエドゥアール・ドロネーをブルゴーニュの新星として再び輝かしいものとしてよみがえらせました。

こだわり抜いたワイン造り

ローランの監督の下で、エドゥアール・ドロネーは「特定のメソッドにこだわるのではなく、ワインにこだわる」という理念を大切にし、テロワールを活かした個性的なワイン造りを行っています。ブドウの除梗比率、酵母の種類、醸しや熟成方法など、すべてがヴィンテージや区画に応じて最適化されています。また、複数の樽メーカーを使い分け、各ワインに求めるテロワールの個性をしっかりと引き出しています。これが、エドゥアール・ドロネーの“オートクチュール”と称されるスタイルを形成しています。

圧倒的な評価を受けるワイン

復活以来、エドゥアール・ドロネーは驚異的な評価を受け続けています。2017年からの約7年間で、ワインガイド本などで90点以上の評価を650回以上受賞し、その実績は更新され続けています。特に、「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」も4度受賞するなど、そのクオリティと造りの手法について世界中のソムリエやワイン評論家たちからの信頼を寄せています。