2022年の初演から多くの挑戦を経て進化を続ける『スクールアイドルミュージカル』が、2025年の公演に向けて準備を進めています。この若きスクールアイドルたちの物語は、椿咲花女子高校と滝桜女学院の二つの学校の10人の少女の成長を描いており、数多くのオリジナル楽曲とともに観客に感動を届けることを目指しています。東京と大阪の2都市での上演が決定し、期待が高まる中、キャスト陣は冬の厳しい稽古に全力を尽くしています。
冬のある日、稽古場ではキャストたちが集まり、「文化祭&後夜祭スペシャル公演」に向けたダンスの練習が行われていました。最初の曲「夢はドコカラ」のリハーサルでは、各パートに分かれて振り付けや移動を確認した後、全員で合わせるという流れが繰り返されました。巧妙なフォーメーションの中で、苦戦しつつも、練習を重ねるごとに一体感が増していく様子が印象的でした。
次に練習したのは滝桜チームの「夢見ガチガール」。この曲は、2024年11月放送予定の実写ドラマにも登場します。激しい歌とダンスが特徴で、間奏のソロダンスも注目です。キャストは真剣な表情で振り付けに取り組み、ダンスの細かい部分まで揃える姿が光ります。「もっと自信を持って!」というアドバイスを受ける姿からは、さらなる成長への意気込みが感じられました。
冬の寒さにも負けず、一生懸命に汗を流すキャストたち。休憩中には同じ役の仲間同士で振り付けの確認を行ったり、全体のポーズを揃えたりと、コミュニケーションを取りながらより良いパフォーマンスに向けて努力を重ねています。
2025年公演には、初演からの出演者や初めての参加者、さらには実写ドラマに出演しているキャストが揃い、各々異なる経験を持つ彼女たちが集結。公演ごとに異なるキャストの組み合わせが生む化学反応も楽しみな要素です。
公演は2025年2月9日から19日まで東京の日本青年館ホール、続いて4月4日から6日まで大阪の新歌舞伎座で行われます。チケットは2025年1月18日より一般販売が開始されるので、詳細は公式サイトでチェックして、ぜひ劇場に足を運んでみてください。
公演のストーリーは、二つの伝統校が舞台で、対立する理事長の娘たちがアイドル活動を通じて出会い、彼女たちの周囲にどのような変化がもたらされていくのか、感動的な物語が繰り広げられます。青春の熱意が詰まった『スクールアイドルミュージカル』をお見逃しなく!