新GNSSスマートアンテナ登場
2024-12-06 10:25:21

ライカ ジオシステムズ、傾き補正GNSSスマートアンテナGS18 T LTEを発表

ライカ ジオシステムズが発表したGS18 T LTE



2024年12月6日、東京。計測テクノロジー分野の先駆者、ライカ ジオシステムズ株式会社が新しいGNSSスマートアンテナ「Leica GS18 T LTE」を発表しました。この製品は、傾き補正機能を搭載しており、様々な用途での測量やマッピングに対応することができます。

GS18 T LTEの特長



GS18 T LTEは、以前のモデルに比べ無線機能を除き、SIMカードとWiFiを通じたネットワーク型RTK測量を可能にしました。これにより、現場での使用時の耐久性と信頼性が一層向上。特に最大30度の傾き補正機能は、測量ポールが完全に垂直でなくても正確なポイント測定を実現し、厳しい環境やアクセスが難しい場所でも迅速で便利なデータ収集が可能となります。

さらに、GS18 T LTEはライカの幅広い製品とシームレスに連携できるため、特に「Leica Captivate」フィールドソフトウェアとの互換性が高いです。これにより、使用者は現在所有しているライカ製品やワークフローにこの新しいアンテナを組み込むことで、投資を最小限に抑えつつ、効率的な測量が可能になります。

高度な通信機能



GS18 T LTEには4G/LTE SIM、WLAN、Bluetooth、内蔵メモリーが搭載されており、NMEAメッセージを最大10Hzで出力します。これにより、RTKローバーまたは基地局として幅広い運用が可能です。ローバーとして使用する際は、単一の基地局、またはライカのSmartNetなどのRTKネットワークに接続できます。

操作のしやすさと耐久性



このスマートアンテナは直感的な操作が容易で、堅牢なデザインが施されています。また、最新のRTKテクノロジーを用いた「Leica SmartCheck」により、99.99%の信頼性で高速な初期化を実現しています。さらに、非常に高精度な測量を可能にするオリジナルアルゴリズムが搭載されています。

その特性として、GS18 T LTEは555チャンネルに対応しており、多様なGNSS衛星から信号を受信可能です。これにより、データの正確性と網羅性が一段と高まり、各業界のプロフェッショナルにとって革新的なツールとなるでしょう。

ライカジオシステムズについて



ライカジオシステムズは200年以上の歴史を有し、計測・測量の分野で先駆的な製品を提供してきました。世界中のプロフェッショナルに高品質なセンサー、ソフトウェア、サービスを提供し、様々な業界を支える同社は、先進的なソリューションの開発で知られています。グローバルに展開するHexagonグループの一員として、ライカは未来の自律的な社会を実現するためのテクノロジーを推進しています。

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会社情報

会社名
ライカ ジオシステムズ株式会社
住所
東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル18F
電話番号
03-6809-3901

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