イケアの「Nytillverkad コレクション」第5弾、8月1日発売開始

イケアの「Nytillverkad コレクション」第5弾が登場

2024年8月1日、スウェーデン発祥のホームファニッシングカンパニー、イケアが「Nytillverkad/ニティルヴェルカードコレクション」の第5弾を発売します。このコレクションは、イケアのアーカイブからセレクトされた人気商品を新たなパッケージで届けるもので、全国のイケア店舗及びIKEAオンラインストアで販売されます。

創業80周年を記念した特別なコレクション

「Nytillverkad コレクション」は、イケアの創業80周年を記念して行われているプロジェクトで、過去のアイコン的なデザインを再考し、より鮮やかな色合いや新しい素材で蘇らせています。初回の発売は昨年の7月からスタートし、第五弾となる今回も、特別な商品が揃っています。

デザイナー中村昇氏とのコラボ

今回のコレクションは、1975年にイケアに入社した日本人初の専属デザイナー、中村昇氏と、当時の商品開発担当であるLars Engmanとのコラボレーションから生まれました。特に、1970年代から愛され続けているKLIPPANソファとPOÄNGパーソナルチェアがフィーチャーされ、デザインや機能性が進化しています。

時代を反映したデザイン

1970年代の実用的かつ創造的なDIY精神から、1980年代のラグジュアリーなデザインに至るまで、イケアは常に時代の流行を反映してきました。今回のコレクションもその一環で、ご覧いただくと分かるように、鮮やかな色使いやミニマルスタイルのデザインが特徴です。中村氏はかつて「日本の国旗のデザインのようにとてもシンプルな考え方でデザインに取り組んでいる」と語っていましたが、その精神がこの新しい商品にも表れています。

進化した商品特性

新たに登場するKLIPPANソファは、鮮やかな赤、青、黄色の色調で復活。カバーには100%リサイクル素材が使用され、環境にも配慮されています。また、POÄNGパーソナルチェアも大胆にヘッドレストが取り除かれ、よりコンパクトにデザインされており、快適性はそのままに、アクティブな座り心地を実現しています。商品はフラットパックでの輸送が可能になり、コストと資源の節約も達成されました。