松永Ｋ三蔵さんと本間幸司さんが日立市のふるさと大使に就任

松永Ｋ三蔵さんと本間幸司さんが日立の魅力を発信

茨城県日立市が、令和7年の4月1日付で新たに「ふるさと日立大使」を任命しました。今回、大使に選ばれたのは、芥川賞を受賞した作家の松永Ｋ三蔵さん、そして水戸ホーリーホックのクラブリレーションオーガナイザーである本間幸司さんの2名です。彼らは、日立市の魅力である「ひたちらしさ」を国内外に広め、地域のイメージアップに寄与する役割を担います。

松永Ｋ三蔵さんのプロフィール

松永Ｋ三蔵さんは、1979年生まれの44歳で、茨城県水戸市が故郷です。彼は2歳まで日立市で過ごし、以来、毎年夏には茨城を訪れています。2021年の群像新人文学賞での受賞作『カメオ』で作家デビューを果たし、2024年には山岳小説『バリ山行』で芥川龍之介賞を受賞することが決まっています。

大使に就任した際には、「私の祖父母が暮らす日立市は私にとって非常に重要な場所であり、日立の魅力を関西で広めることを楽しみにしています」と語りました。関西に住む彼が日立市とどのように関わっていくのか、期待が高まります。

本間幸司さんのプロフィール

本間幸司さんは、1976年に日立市で生まれ、サッカー選手としてのキャリアを築いてきました。彼は1996年から1999年まで浦和レッドダイヤモンズに所属し、その後水戸ホーリーホックで26シーズンにわたって活躍しました。J2リーグでは、577試合に出場し、リーグ史上最多出場を誇ります。2024シーズンをもって現役を引退し、今後は水戸ホーリーホックでクラブリレーションオーガナイザーとして活動します。

大使就任の際、本間さんは「日立で育まれた思い出がたくさんあり、その魅力を多くの人に伝える役割を担当できる光栄を嬉しく思います」と述べています。海水浴や動物園、神社など、彼にとって思い出深い日立市をアピールする姿勢が印象的です。

大使の活動内容

新しいふるさと日立大使の2名は、日立市の情報と魅力を広く紹介し、市のイメージアップに貢献することが期待されています。具体的には、日立市が主催する各種事業やイベントにも参加し、積極的に協力するとのことです。

日立市が「ふるさと日立大使」の制度を始めた背景には、市の魅力を広めたいという願いがあります。これまでの大使は11名おり、松永さんと本間さんの就任により、名誉ある大使の数は13名となります。