餃子でコロナ克服
2021-08-09 13:00:01
コロナ禍を乗り越えたローカル企業の挑戦と薄皮餃子の魅力
コロナ禍を乗り越えたローカル企業の挑戦
創業から50年以上の歴史を持つローカル外食企業が、コロナ禍によって大きな打撃を受けた。しかし、この企業はただ危機を乗り越えるだけでなく、逆にこの状況を成長の機会と捉え、新たな戦略を構築した。2021年には、テイクアウト業態や無人餃子直売所を立ち上げ、自宅市場にも進出。
おうち時間の悩みを解決する餃子
コロナ禍で家にいる時間が増え、家庭での食事が日常化する中で、家族の料理負担が増大した。特に普段料理をしない家庭では、簡単で美味しいメニューが求められる。この状況に対応すべく、企業は誰でも簡単に調理できる薄皮餃子に特化した。2021年4月には、本社の徳島に1号店をオープンし、その後、県内外で店舗を展開中だ。
さらに深掘りする薄皮の魅力
この企業の薄皮餃子は、従来の冷凍餃子と異なり、焼き時間が約20%短縮されるという特長を持っているため、料理初心者でも美味しく仕上がる。また、具材の加熱効率も抜群で、焼きすぎる心配も無用。ホットプレートを利用し、自宅やキャンプでも手軽に楽しめるのが魅力の一つだ。
餃子香月のこだわり
この外食企業の餃子には、オリジナルの薄皮が採用されており、焼き面のカリっとした食感とモチモチの味わいが特徴だ。ピュアな素材の旨みが引き出されており、タレ不要で美味しさを追求しているため、女性や子供でも何個でも食べられる。使用している食材は国産の豚肉やキャベツを中心に、風味を損なわないために生のにんにくを使うなど細部にわたりこだわりぬいている。
直売所と新たな店舗展開
この企業は、すでに徳島県内に2店舗、香川県に2店舗、そして兵庫県に1店舗を運営している。特に、兵庫県内の神戸市では24時間無人販売の餃子店をオープンし、すでに多くの客に支持されている。新たな店舗のオープンセールも行われており、地域に密着したビジネス展開による影響力を高めている。
今後の展望
このローカル外食企業は、コロナ禍というただの逆境に立ち向かうための新たな芽を育てており、薄皮餃子を通じてさらなる成長を目指している。グローバルな観点でも、食品業界の変化に柔軟に対応できる体制が整いつつあり、今後の展開に期待が高まる。一体どのような戦略をもって、この企業がさらなる成長を遂げるのか、引き続き見守っていきたい。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ふじや
- 住所
- 徳島県徳島市国府町日開字東456-2
- 電話番号
-
088-642-0050