ワールドグループが開催したこども参観日　未来の働き手を育てる

ワールドグループが第36回「こども参観日」を開催

2025年7月25日（金）、東京のワールド北青山ビルと、8月8日（金）に神戸のワールド本社にて、株式会社ワールドが「こども参観日」を開催しました。このイベントは、社員の小学生を対象にしたもので、1991年から続く恒例行事です。これまでに892家族、合計で12,620名のこどもたちが参加しており、働く親の姿を子供たちに見せることで、仕事への理解と関心を深め、家族間のコミュニケーションを促進することを目的としています。

今回のこども参観日には合計51家族、68名の小学生が参加し、社内見学やSDGsに関するワークショップ、生成AIを使ったものづくりを体験しました。これにより、未来の働き方や持続可能な社会への貢献を考えるきっかけとなることが期待されています。

丸ごと体験するワールドグループの取り組み

参加者たちは、ワールドグループが展開する持続可能なファッションや、衣料品のリサイクル事業についての説明を受けました。これは、ファッション業界の裏側を知る貴重な機会でもありました。

アパレル業界特有の体験として、子供たちは撮影スタジオでオンラインストアの運営を学びました。その際、なんと自らがモデルになって撮影にも挑戦するという貴重な経験も。

さらに、ワークショップではアパレルの製造過程で生じた残布を使った「サンクスフラワーづくり」にも取り組みました。新たに設けられたプログラム「生成AIにチャレンジ」では、自分たちの好きな色やキャラクターを元にデザインを考え、スタイリングを完成するというクリエイティブな体験も行いました。

親の職場を直に体験

デスク訪問は、親の働く姿を身近に感じる特別な時間となり、子供たちは普段とは異なる親の顔を見ることができました。他の同僚とのコミュニケーション風景や、実際の仕事の流れを知ることができる貴重な機会です。また、各部署の仕事内容についても説明を受けることで、仕事に対する理解が深まりました。

社内でのランチタイムも設けられ、親子の交流が図られました。参加したこどもたちは、それぞれの感想を述べており、特に「生成AIを使ったデザインが楽しかった」「環境問題を考えながら制作していることに感動した」といった声が寄せられました。

参加者の反応と鈴木社長の期待

保護者の中には「会社や仕事を楽しく学ぶことで、子供たちの将来の選択肢が広がる」といった意見もありました。また、参加した親子双方にとって、仕事の大変さや楽しさを理解する良い機会になったとのこと。

最後に、ワールドグループの代表取締役社長である鈴木信輝氏は「この体験を通じて子供たちが未来の職業について考えるきっかけになれば嬉しい」と述べ、参加者全員がワールドグループの家族であることを強調しました。未来の働き手となる子どもたちに、今日の体験が大きな刺激となることを期待しています。