桜美林大学での特別講義
2025年7月9日、桜美林大学で開催されたビジネス演習(コンテンツビジネス)にて、株式会社STAGEONの副社長、箱﨑蓮氏が特別講師として登壇しました。箱﨑氏はYouTubeマーケティングに関する専門知識を活かし、学生たちと共に動画制作の重要性について考えました。
講義の目的とスタイル
箱﨑氏は講義の冒頭で、ホワイトボードを使ってSTAGEON独自のマーケティングフレームを説明し、「視聴者の成功体験を提供する」ことの重要性を強調しました。視聴者にアクションを促すためには、ターゲット層を意識したコンテンツ制作が不可欠です。
“視聴者のベネフィット”を中心に
「ターゲット視聴者の『認知・教育・行動』を意識し、中心には“視聴者のベネフィット”を据えることが重要だ」と箱﨑氏は語り、その理解を深めるために短いワークショップも行いました。視聴者が求めているものを把握し、それに基づいた台本作成を目指します。
PR動画上映とフィードバック
中盤には、学生たちが制作したネパール料理店〈ソルマリ〉のPR動画を上映し、その後、箱﨑氏が具体的なフィードバックを行いました。視聴者の背景や期待するメリットを伝えるためには、「お店が伝えたいことから離れ、視聴者の視点で情報を届けるように心がけることが必要」とアドバイスしました。
リサーチの重要性
箱﨑氏は、ターゲット視聴者を理解するためのリサーチの重要性や、ビジネスシーンで役立つ実践的なテクニックも紹介。YouTubeマーケティングにおける“動画の冒頭で視聴者を惹きつけるコツ”についても言及し、この日に参加した学生たちにとって非常に実用的な情報が盛り込まれていました。
学生たちの反応
講義の後、多くの学生からポジティブなフィードバックが寄せられました。「視聴数を追求するのではなく、最終的には来店や購買へとつなげる設計が必要だと理解した」との意見があり、今後の動画制作に向けて新しい視点を得られた様子です。また、「視聴者のベネフィットを逆算する発想が新たに得られた」との感想も多く、講義が意義深いものであったことが伺えます。
講師プロフィール
箱﨑蓮氏は、株式会社STAGEONの副社長で、兵庫県芦屋市出身です。2020年のSTAGEON創業時から関与し、YouTubeの制作業務に従事し続けています。自身でチャンネル運営を行っていた経験から、数多くの成功事例を生み出し、現在は後進の指導にも力を入れています。
桜美林大学について
桜美林大学は、「キリスト教精神に基づく国際人の育成」を教育の根幹に据え、語学教育と国際教育に特に力を入れています。幅広い分野を学ぶための学群制を採用し、学生がグローバルな視点を持って成長できるよう支援しています。所在地は東京都町田市にあり、学長は畑山浩昭氏です。
STAGEONについて
株式会社STAGEONは、コンテンツマーケティングを通じてビジネスに変革をもたらすことを目指し、法人向けYouTubeチャンネルの企画・運営を行っています。100人以上の制作スタッフが在籍し、YouTubeマーケティングを総合的にサポートしています。
【STAGEONの公式ウェブサイト】(https://stageon.jp/)