高専インターン説明会
2024-07-25 11:45:33

鹿児島高専でKTCインターン説明会が開催されました

鹿児島高専でのKTCインターン説明会の様子



令和6年7月10日、鹿児島県霧島市にある鹿児島工業高等専門学校にて、KTC(鹿児島高専テクノクラブ)によるインターン説明会が開催されました。このイベントは、低学年生の学生に向けて、早期からのものづくりの就業体験を促進することを目的としています。そのため、通常のインターンシップと異なり、1年生から参加できるようになっているのが特徴です。

イベントの概要



開催時刻は15時30分から16時30分まで、鹿児島高専の学年横断学科縦断講義室で行われました。参加選手は、希望する本科生80名で、KTC会員企業が13社協力しました。この会は、参加者にとって自身の専門性や学んだことがどのように社会で活用されるかを理解する貴重な機会となります。また、地域の企業や社会人との交流を通じて、仕事の意義や多様な価値観を学んでもらう狙いもあります。

最初に、キャリア支援室長の白石准教授が挨拶を行いました。「進路選択で重要なのは、『知る・判断する・決定する・行動する』という一連の流れであり、その第一歩は自分を知ることです」と語り、学生たちに進路に対する意識を高めてもらうように働きかけました。その後、インターンシップについての基本的な内容が説明されました。

企業紹介と参加者の反応



続くセッションでは、参加企業が簡単な会社紹介を行い、学生たちは20分ごとに企業ブースを訪ね、直接話を聞くことができました。参加した学生は、興味を持ちながら企業の話に耳を傾け、多くは積極的に質問をする姿が見受けられました。企業担当者からも「学生と直接接することができ、とても有意義だった」といった感想が寄せられました。

KTCとは何か



KTC、すなわち鹿児島高専テクノクラブは、1998年に設立され、産学官の連携を深めるための組織です。南九州地域の企業とともに地域活性化に資することを目的に活動しています。現在は105社が会員企業として参加しており、公共機関と連携した技術交流を通じて、人材教育や地域貢献を行っています。

このように、KTCインターン説明会は、未来の技術者たちが自分の進路を模索するための重要な一歩となります。参加した学生たちにとって、地域企業を知り、実際の職業体験を通じて自身のキャリア形成を考える機会となったことでしょう。

鹿児島高専の地域貢献



鹿児島工業高等専門学校は、地域社会や産業界が抱える課題を把握することに積極的です。大学としての理念に基づき、地域に必要とされる取り組みを幅広く推進しています。教育研究においても地域との共生を大切にし、講義や実習の中で地域企業との連携を強化しています。これにより、学生たちは地域社会と密接に関わりながら、自らの専門性を高めることが可能です。

このような積極的な地元企業との連携および学生の成長を促す取組みは、今後の鹿児島県の発展にも貢献することが期待されます。

地域社会との共生を重視する鹿児島高専の取り組みは、学生にとって非常に実りある体験となるでしょう。


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会社情報

会社名
独立行政法人国立高等専門学校機構
住所
東京都八王子市東浅川町701-2
電話番号

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