新オフィス開設　株式会社成瀬・猪熊建築設計事務所が追求する自由な空間

新しいオフィスに込めた思い

東京都杉並区高円寺に、株式会社成瀬・猪熊建築設計事務所が新たなオフィスをオープンしました。このオフィスは、同社が監修し、株式会社イトーキと共同で開発した「common furniture」で構成されています。新しいオフィスは、機能性とカスタマイズ性を兼ね備えた家具や独自のパーティションで創られた、自由で創造的な作業環境を提供することを目指しています。

common furnitureとは？

「common furniture」は、これまで工場や研究施設で使われてきた道具を再編集し、現代のオフィスシーンにぴったりなデザインで提供されています。さまざまな仕切り方やデザインが可能なパーティション、そして豊富なカラーバリエーションが特長です。これにより、利用者はデザインや機能を自由に組み合わせて、自分だけの作業環境を構築できます。

実験の場としての新オフィス

新設されたオフィスの目的は、common furnitureを活用して、成瀬・猪熊建築設計事務所の特色を生かしつつ、効率的なワークスペースの運用を検証することです。設計事務所では、模型製作やサンプル確認を頻繁に行うため、柔軟で効率的なスペースが求められます。この新オフィスは、実際に使用しながら問題点や改善点を見出し、最適なオフィス環境を追求する実験の場となります。

働く場の在り方を再考

この新たな拠点を通じて、株式会社成瀬・猪熊建築設計事務所はこれからの働く場のあり方を再考し、更新を進める考えです。オフィスの設計や運用方法が業務効率やクリエイティビティに与える影響を常に見極めながら、より理想的な空間作りを続けていきます。

まとめ

成瀬・猪熊建築設計事務所の新オフィス開設は、ただの作業空間を超え、未来の働き方を体験する場所となるでしょう。common furnitureを活用した柔軟な空間設計は、進化するオフィスの新たな可能性を示しています。事務所の活動が動き出す中で、業界全体にどのような影響を与えるのか、今後も注目したいと思います。