生活支援ロボットの導入実証が始まる！相模原での取り組み

生活支援ロボットの実証実験が相模原で始まる！

神奈川県相模原市では、生活支援ロボットの実用化と普及を通じて、地域の安全と安心を実現するための新たな取り組みが進行しています。この取り組みは「さがみロボット産業特区」の一環として行われており、地域の福祉施設で抱える課題に対して、効果的な解決策を提供することを目指しています。

採択されたロボットとは？

最近、相模原協同病院において、施設のニーズに応じたロボットの導入が決まりました。この選定プロセスでは、外部審査員による厳正な審査が行われ、最終的に以下の二つのロボットが採択されました。

1. 清掃ロボット「ONE S55」
- 運用施設: 相模原協同病院
- 提供企業: 株式会社アイティーシム
- 施設内の清掃業務を自動化し、効率的な運用を実現します。

2. 搬送ロボット「CarryBot3」及び「LuckiBot Pro Autodoor」
- 運用施設: 相模原協同病院
- 提供企業: 株式会社アイティーシム
- 患者の搬送や物資の移動をスムーズに行うことで、スタッフの負担軽減を目指します。

次のステップと県の支援内容

これらのロボットの導入に際して、神奈川県は「ロボット実装促進センター」を通じてサポートを行います。このセンターでは、機器の安全対策や適切な運用方法の提案、さらには効果検証など、多岐にわたる支援が提供されます。

さらに、ロボット企業に対しては、最大500万円（税込）までの費用支援が用意されており、ロボットの運搬費用や改良費用などに充てられます。