青森のスタートアップ支援が進化を遂げる
青森県に位置する株式会社aomori startupが、創業から数ヶ月という短い期間でスタートアップと中小企業向けの伴走支援サービス「as CxOシェア」の受注を獲得し、さらなるサービス強化に乗り出しています。このサービスは、地方創生に寄与するもので、特に青森県の東青地域と中南地域でのプロジェクトを通じて、数多くの企業からの引合いを受けています。
as CxOシェアとは?
「as CxOシェア」は、青森県内のスタートアップや中小企業の経営者に対し、専門家による伴走支援を提供するサービスです。具体的には、経営課題に取り組む企業に対し、年額60万円からの顧問契約を通じて、右腕となるパートナーを養成します。特に、資金が限られたスタートアップ向けには成功報酬型のサービスも用意されており、リスクを軽減して経営支援を受けることが可能です。
専門家との連携によるサービス強化
株式会社aomori startupは、サービスの質を向上させるために、財務、人材採用、税務、経理、商標・特許、社会保険労務分野の専門機関との連携を強化しています。具体的には、以下のような専門事務所と提携し、包括的なサポートを提供します。
- - 財務・人材採用: A-VENTURES株式会社(財務・人材採用分野での伴走支援を実施)
- - 税務、経理: 和田雄一郎税理士事務所(税務申告・経理業務の効率化支援を行う)
- - 商標・特許: 十和田商標特許事務所(特許に関するサポートを担当)
- - 社会保険労務: 本田社会保険労務士事務所(労務関連の相談を受け付け)
これにより、経営者は多角的な視点からの支援を受けることができ、自社の課題に合わせた最適な助言を得られます。
創業支援の実績
青森のスタートアップ支援の取り組みは、令和3年10月からの創業支援施設「あおもりスタートアップセンター」の設立に端を発しています。この施設では、創業希望者と中小企業経営者に対し、伴走支援を行い、大きな成果を上げています。令和4年度には、同センターを利用した創業件数が、前年の10倍となる101件に達し、地域経済への貢献が顕著に表れました。
おわりに
株式会社aomori startupは、青森を元気にすることを目標に掲げています。スタートアップや中小企業が抱える経営課題に対し、専門家との連携による充実したサポートを実施し、地域経済の活性化に貢献する姿勢を前面に打ち出しています。
今後の動向に注目が集まる中、青森県内の企業はこのサービスを利用し、自らの成長を目指すことが期待されます。新たなスタートアップ支援の潮流が、青森から全国へと波及することを願っています。