地元南浜小学校の児童が和菓子販売に挑戦
12月10日、水曜日の昼、新潟医療福祉大学の食堂は、南浜小学校の5・6年生による特別なイベントで賑わいました。この日、26名の児童たちが地元の特産品であるさつまいも「しるきーも」を使った和菓子を販売しました。
児童たちは、総合的な学習の時間を通じて、さつまいもを栽培し、収穫するところからプロジェクトをスタート。当日は、児童が自らデザインしたチラシを配り、販売を呼びかけました。並べられた商品の中には、どらやき「しるくどら」とまんじゅう「さつまんじゅう」があり、各100個ずつ用意されました。
販売時間は1時間の予定でしたが、なんと売れ行きはすさまじく、開始から約20分という短い時間で完売しました。この反響に、学生や教職員からは「とてもおいしい」という声が多く寄せられました。特に「小学生が考えた商品だと聞いて驚いた」というコメントもあり、商品の高さが伺えます。
学びの成果を発表する貴重な機会
今回の催しは、児童にとって自分たちの学びの成果を発表する貴重な機会となりました。和菓子を販売することで、彼らは地域の特産品の魅力を広めるだけでなく、販売の難しさや楽しさを学ぶことができました。この取り組みは、新潟医療福祉大学にとっても地域とのつながりを強化し、共に地域活性化に寄与する一歩となりました。
新潟医療福祉大学とは
新潟医療福祉大学は、看護や医療、リハビリテーション、栄養、スポーツ、福祉、医療ITなど、多様な分野を学ぶことができる医療系の総合大学です。全学的な支援体制を整え、高い国家試験合格率と就職実績を誇っています。また、スポーツ系学科も有し、「スポーツ」と「医療」などの融合した教育プログラムを展開しています。
NSGグループの幅広い活動
NSGグループは、新潟県内で教育事業や医療・福祉関連の事業を展開しています。地域を「世界一豊かで幸せなまち」にすることを目指し、様々な分野で地域貢献に取り組んでいます。彼らの掲げるキーワードは「人」「安心」「仕事」「魅力」で、これを基に地域活性化を目指した事業を展開しています。こうした活動が、今回のように地域の子どもたちに学びの機会を提供する背景となっているのです。
最後に
今回の和菓子販売イベントは、地域の特産品を通じて児童が自ら学び、成長する素晴らしい機会となりました。今後も地域と密に連携し、互いに成長し合う活動が期待されます。